愚ダメ記、真誤付き、思い津記

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山栗

2020-09-20 | 日記

鳥を探す途中の道で山栗を拾うのが秋の習慣になった。と言っても、行く度に拾えるわけでは無く、たまに強風の吹いた次の日などに新しく落ちている栗のイガを吟味し、中にそれなりの実が入っているものを1つ2つと拾って帰るのだ。実入りや実の大きさは店で売られる栽培の栗に劣るが、自然の中で見つける秋の味覚という処に捨てがたい味がある。数は多くても3・4個、少なければ1個しかないが、逆に少ないところが「自然からの贈り物」として味わう価値は高い。

 時には虫が入っていることがある。もちろん茹でた後で虫が生きていることは無いが、食べる時には注意が必要。それでも、山で新しく落ちた栗を見ると、靴底で踏みつけ、中の実を取り出したくなる。今年も1・2個でも良いから、奇麗な山栗を拾って帰り、茹でたての秋の味を楽しみたいと願っている。

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