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ITは何処に?

2020-09-24 | 日記

最近、ニュースなどでIT、IT化という言葉を聞かなくなった気がする。変わって増えたのはデジタル化。たしか時代はデジタル化の次にIT化(Infomation Technorogy)へと移ったと思っていたのに、此処へ来て突然の「デジタル化」流行り。

 情報をアナログ方式からデジタル方式に変えたのがデジタル化、デジタル化され保存・送信による情報の劣化が減少した。さらにコンピューターによるデジタル情報の大量保存・大量分析技術の時代が、保存・分析・共有などの情報処理技術の進歩へとつながってIT化時代を迎えた・・はずだった。そこに「デジタル化」時代の再登場? 「デジタル化」はデジタル情報を扱う技術全ての発展を意味するようになったのか?

 つまり、いつの間にか「デジタル化=デジタル情報の共有化・管理の一元化・情報処理の改良」と定義が変わったような気がする。たかが言葉の定義の問題、と言われるかもしれない。しかし言葉の意味の曖昧さは、意思疎通の曖昧さに、結局、判断や行動の曖昧さに通じる。情報処理や分析・共有技術の革新はIT化の問題で、会話で「デジタル化」という言葉が使われる度に一々頭の中で「IT化の意味だ」と変換するのは面倒だし、誤解を生む。日本の情報処理産業はいつか再び「IT化」という言葉を取り戻せるのだろうか?

 

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