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2021年度<合格体験記>(38)【14:00~15:00】(出汁)(英語)

2022年03月08日 01時09分06秒 | ●2021年度<最終合格体験記>

2021年度<合格体験記>(38)【14:00~15:00】(出汁)(英語)

●植山先生
ご報告とお礼が遅くなりました。この度合格に至りました。東京オリンピック開催までの合格を目標にしておりましたが、北京オリンピック開催日に官報にて私の名前を確認することができました。これまで励ましのお言葉をいただきましてありがとうございました。
また、植山先生がその都度更新されます傾向と対策により、つかみどころのない試験範囲についてより理解を深めることができました。長きにわたりありがとうございました。
今思えば、この資格試験は最初から大学受験レベルあるいはそれ以上という認識で臨んでおくべきでしたが、勉強していくうちに求められているレベルがわかってきました。初年度は記念受験、その後、難易度が年度や科目により大きく変化し、運よく合格する科目もありましたが、最終的に全科目揃って一次試験をクリアするにはどの科目も一定程度の勉強が求められていることを痛感いたしました。
2021年度は地理も歴史も全くわからない問題ではなく、ハローの教材を深く勉強していれば点が採れる問題でクリアすることができました。私のように大学受験レベルの日本地理、日本歴史、現代社会を勉強してこなかった場合、大学受験並み以上と心得て十分な勉強をしておく必要があると感じました。
全科目に十分な時間を取れず本試験を受験し、またいくらか忘れかかった翌年に1から勉強しなおすよりは、一定期間継続的に勉強するか、免除される資格を事前に取得し、一度に受験する科目を少なくするのが賢明でした。
短期間で合格されている方が眩しいです。5年という年月を要しましたが、続けてこられたのはこの勉強が楽しかったからです。合格するまで受験しようと思いました。

英語(メルマガ読者、セミナー参加者、無料動画利用者、教材利用者)

①受験の動機
高校から大学にかけての海外での生活、世界各国の旅行の楽しい思い出のなかで、こんなことができたらもっと楽しいだろうという自分の視点を活かし、今度は日本にくる外国の方々をお迎えしたいと思いました。

②第1次試験対策

<英語>(免除)
初年度受験時に英語の教本Aを勉強しました。力のつく内容であるだけでなく、ユーモラスで所々クスッと笑ってしまう楽しい授業でした。以降は2回受験しましたが、毎回「日本的事象英文説明300選」を暗記するだけで、間に合いました。
他の方も書いてらっしゃいましたが、歴史や地理、一般常識の内容が英語の試験にも出題されますので、それらの科目を英語でも勉強すると良いと思いました。負担を減らすのにTOEICなどで免除という方法もありますが、これも有です。また、二次試験で頻出する流行語大賞の言葉やトレンドも英語でどのように説明できるか、一般常識対策の一環として1次試験の段階から勉強しておくと一石二鳥で、また二次試験準備で焦らずに良いと思いました。

<教本学習コース>【動画】
https://blog.goo.ne.jp/gu6970/e/d19c1040dd2c445f6793c75359611c69

「日本的事象英文説明300選」(本+CD)
https://blog.goo.ne.jp/gu6970/e/1c2c0c0d82c19d1e7ad24fda018d2154

<日本地理>(75点)
2021年度は、数か月前からマラソンセミナーをテキスト、地図帳と共に3回勉強しました。続けて2~3周すると脳に定着すると思いました。今年は、テキストの内容を深く勉強し、写真が掲載されていないところはネットで検索したり、最後に「旅地図日本」を参照したりして目に焼き付けました。ずっと家事をしながらに音声を聞いていましたが、だんだん耳が慣れてきましたので1.5倍速~2倍速でテキストと合わせて勉強しました。調子づいている時は、倍速再生でも頭に入り、むしろ集中できました。

他、過去問題を2004年度まで溯って勉強しました。過去問題は過去5年くらいまでで良いとのことですが、今年は余力がありましたので2004年まで溯りました。傾向は変化していますので今では出ないような問題もありますが、ずいぶん前に出た問題が近年再度出題されているものもあり、やった甲斐がありました。
直前には、<特訓1800題>と「傾向と対策<決定版資料>」に目を通し、試験当日は試験が始まるまで確認していました。

<第1次筆記試験問題>
https://blog.goo.ne.jp/gu6970/e/18b0340041ceb26d8959b2c775736ffe

<日本地理>の傾向と対策<決定版資料>
http://www.hello.ac/2021.geo.pdf

<マラソンセミナー>(日本地理)(12講義24時間)
https://blog.goo.ne.jp/gu6970/e/aa9caa987007e8ef9f390a0a88c6e667

<項目別地図帳>
http://hello.ac/geography/map.pdf

<都道府県別地図帳>
http://hello.ac/map.prefectures.pdf

環境省のサイト(国立公園)
https://www.env.go.jp/park/index.html

各国立公園の特徴や掲載されている写真や地図を見ていました。

<日本歴史>(73点)
地理とほぼ同様に、テキストの内容を深く勉強し、写真が掲載されていないところは詳説日本史図録を参照しました。図録で確認できるものが多かったですが、ほかはネットで検索し目に焼き付けました。言葉の意味も詳細に調べノートにしました。

<第1次筆記試験問題>
https://blog.goo.ne.jp/gu6970/e/18b0340041ceb26d8959b2c775736ffe

<日本歴史>の傾向と対策<決定版資料>
http://www.hello.ac/2021.his.pdf

<マラソンセミナー>(日本歴史)(12講義24時間)
https://blog.goo.ne.jp/gu6970/e/aa9caa987007e8ef9f390a0a88c6e667

<日本史の時代区分と各文化の特徴>
http://hello.ac/timeline.pdf

<特訓1800題>を使い倒せ!
http://blog.goo.ne.jp/gu6970/c/56e18e234050ec5f9ab991de649627c2

「詳説日本史図録」(山川出版社)
絵画や仏像、執権や将軍の家系図、年表を確認しました。

息抜きに中田敦彦さんの「Youtube大学 日本史」も見ていました。お笑いモードで日本史を簡単にわかりやすく説明しています。以前ハローの体験記でどなたかが紹介されていましたが、友人からも勧められました。

<一般常識>(免除)
一番難しかったのが一般常識でした。マラソンセミナーで勉強し、最新の時事内容をトピックごとに調べてファイルにしました。傾向と対策<決定版資料>と観光白書の要旨版には必ず目を通しました。過去問は難しいものが多く、点の採れるところから、最終的には奇問珍問といわれる内容まで地道に時間をかけて調べました。最近「日経キーワード」という用語集の存在を知りました。最新の時事やトレンドの調べものは先にこのような書籍に目を通してから調べるという方法もよかったかもしれません。英語バージョンもあり、役立ちそうです。

<第1次筆記試験問題>
https://blog.goo.ne.jp/gu6970/e/18b0340041ceb26d8959b2c775736ffe

<一般常識>の傾向と対策<決定版資料>
http://www.hello.ac/2021.gen.pdf

<マラソンセミナー>(一般常識)(12講義24時間)
https://blog.goo.ne.jp/gu6970/e/aa9caa987007e8ef9f390a0a88c6e667

<特訓1800題>を使い倒せ!
http://blog.goo.ne.jp/gu6970/c/56e18e234050ec5f9ab991de649627c2

<令和2年版「観光白書」(要旨版>)
http://hello.ac/2020.hakusho.youshi

<通訳案内の実務>(免除)
こちらは、試験の直前にハローのテキストを中心に勉強しましたが、合格できました。

<通訳案内の実務>の傾向と対策<決定版資料>
http://www.hello.ac/2021.jitumu.pdf

<観光庁研修テキスト>
http://hello.ac/kankouchou.kenshuu.siryou.comment.pdf

③第2次試験対策
2次試験は、時間がなくて焦りました。勉強すればするほど自分に足りないところに気づき、日本文化や観光名所に関する詳しい知識、流行語大賞の言葉やトレンドなどについても更に勉強しました。
また、15年以上も英語を話していなかったせいか、通訳、プレゼンともに言葉につまり、自分の言葉としての表現がなかなかできませんでした。通訳用のメモも、自分のメモなのに後で見ると解読できないということも...これは一つのスキルですね。
そこで、初めは英文の丸暗記から始め、心を込めてイメージしながら「日本的事象英文説明300選」を繰り返し声に出して読んたり、特訓セミナーの会話を真似たりしていました。2か月ほどしてようやく口をついて言葉が出てくるようになり、メモに頼らずに記憶できるようになってきました。
二次試験での質問は、たまたま気になって調べていたこと(七夕の日は雨天が多いことや地域により異なる祭りの時期)、ずいぶん前に築地市場へ朝ごはんを食べに行った体験をもとに答えられたところもあり、運が良かったです。

主に取り組んだのは下記3つです。

「日本的事象英文説明300選」を繰り返し読み、外出中の待ち時間にはFlashcards Deluxeの「300選」でも暗記しました。

特訓セミナーを聞きながら、声に出していました。

全国通訳案内士試験英語2次口述パーフェクト対策(DHC)を3回(2019年8月出版)

他に一部ですが、下記も勉強しました。

「英語で説明する日本の観光名所100選」(語研)を一部 

*中には難しい単語もありましたので、受験時は新たに覚えるよりは知っている単語で良いと感じましたが、引き続きこの本で勉強したいと思います。

「日本まるごと紹介事典」(Jリサーチ出版)を一部

*日本の文化や習慣についての会話形式でリスニングやスピーキングのほか、一般常識の勉強にもなりました。

残り2週間で主に下記2つに取り組みました。
①最新の時事やトレンドの英語表現をひたすら覚え、机に向かっている間に単語を対訳で確認し、後は文章を音声で流し、通訳案内士の気持ちで話していました。
②某予備校のテキスト過去2年の「通訳案内の現場」で想定される質疑回答と、必要な知識の外国語訳のところを勉強しました。

第2次口述試験の<2次レポート>(2018年度、2019年度、2020年度)
https://blog.goo.ne.jp/gu6970/e/c1f772a4a9ffe986ba7e5d4c8e20a79a

第2次口述試験対策<特訓セミナー>
https://blog.goo.ne.jp/gu6970/e/710c0877139032bf502e97f1fdeb3b4b

「日本的事象英文説明300選」
https://blog.goo.ne.jp/gu6970/e/1c2c0c0d82c19d1e7ad24fda018d2154

<Flashcards Deluxe>(暗記カードアプリ)を使い倒せ!
https://blog.goo.ne.jp/gu6970/c/8241111d973c4517667a7e470e4ed105

2018年に、リアルで参加させていただきました。
<2次セミナー>の資料と動画(2018年度受験用)
<2次セミナー>(その1)の資料
http://www.hello.ac/2018.10.14.2nd.seminar.koukai.pdf

<動画>
https://youtu.be/LircL1N9sDc

<2次試験の実際>

試験官の特徴
①日本人試験官の特徴:40、50代くらい?の女性親切で優しそうでした。
②外国人試験官の特徴:40、50代くらい?の男性。親しみやすい雰囲気で、笑顔で迎えてくださいました。なまりや特徴がそれほどなく、イギリス英語ともアメリカ英語とも、わかりませんでした。

●試験官からの注意事項など
3つのテーマの中から30秒以内でテーマを決めて英語でプレゼンしてください。

プレゼンのテーマ
①デジタル庁
②城下町
③七夕の飾り←これを選択しました!

プレゼン後の質疑応答
(試験官)七夕の日は晴れだった記憶がないが、なぜなのだろうか。
(私)旧暦でいう7月は新暦では8月あたりになるので、8月ならば天気が良いかもしれないが、7月では日本の雨季にあたります。
(試験官)うなずいていました。

他に質疑応答があったが思い出せません。一つだけだったかもしれません。

外国語訳の日本文
日本料理において出汁は素材を引き立てるものとして重要な役割を果たしていて、昆布や魚から取り出す。煮物やみそ汁、だし巻き玉子、蕎麦、うどんなどの料理に使われる。最近では顆粒状のものやティーバッグに入った出汁も売られている。

<シチュエーション>
日本料理を食べて大変気に入り、出汁を買って自国で出汁を使った料理を作ってみたい。あなたは、通訳案内士としてどのように対応しますか。

<条件>
英国人のシェフ。

外国語訳後の質疑応答
(私)それはよい考えですね。最近では海外のプロのシェフも出汁を使うようになりました。様々な種類の出汁を扱う専門店がありこうした専門店でお求めになるのも良いですし、スーパーやコンビニエンスストアーでも手に入ります。どのようなお料理をつくるのかお話いただければ、こうしたお店など合わせてご案内いたします。
(試験官)築地にあった市場がなくなってしまったがどこへ行ったのでしょう。
(私)豊洲です。東京湾の(に流れる隅田川を挟んで)反対側です。
(試験官)どうやっていけますか。
(私)ゆりかもめ線で行けます。(市場駅からすぐであること、また他の手段も言えたらよりよかったかもしれません。)
(試験官)いつごろ行くのがよいですか。
(私)早朝、6時ごろに行くことをお勧めいたします。
(試験官)朝6時!?そんなに早い時間ですか?
(私)午後にいくこともできますが、場内の専門市場をご覧になりたい場合は、早い時間、早朝がおすすめです。(とっさにこう答えましたが、場内の鮪の競り、プロの買い出し、行列のできる市場のレストランなど、目的に応じて曜日や時間帯まで言えたらよかったかもしれません)
(試験官)うなずいてメモを取っていました。
(私)----
(試験官)出汁にはどんな魚が使われるのですか。
(私)かつおです。(他の種類も答えられたら良かったかもしれません)
(試験官)使われる魚のイメージがつかないのですが、どんなものですか。
(私)乾燥していて、削ってあります。パックになっているものが便利です。(使いやすく、持ち帰りに便利であること、保存がきくことなど話せたらよりよかったかもしれません)
(試験官)ところで、出汁の値段はいくらくらいですか?
(私)品質と材料によりますが、普通はワンコインで買えます。

受験の感想
話しやすいトピックにあたり運が良かったと思っています。受験までの準備時間がとにかく足りないと思いました。
必死であらゆるトピックに備えましたが、準備は早いに越したことはないと思います。
旬のトピックには日頃からアンテナをはってきたつもりですが、更に外国語でどのように説明できるのか確認しておくと焦らずに臨めて良いと思いました。
今更ながら植山先生の他の資料も全て拝見させていただきました。細やかでためになる資料ばかりで、引き続き勉強させていただきます。

④ハローのセミナー、メルマガ、動画、教材などで役に立ったこと
先生の長年の分析と勘による傾向と対策、そして受験された方々の感想や情報がとても参考になりました。同じように挑戦されている方々を思い浮かべて勉強を続けてきました。また、受験当日までの先生から励ましのお言葉からパワーをいただきました。動画セミナーは、ユーモラスで楽しかったです。この勉強を通して、視界がさらに広がったように思います。

⑤今後の抱負
そのうち機会を見つけて全国各地、まだ訪れていないところに行って色々な体験をしたいと思っています。東京都の観光ボランティアに参加していますが、始めてすぐにコロナ渦に突入してしまったため、現在はオンラインでの研修中心の活動となっておりますが、通訳案内士の知識にもつながるような興味深い内容が充実しています。また、しばらくお預けになっていたドラマや映画を観ていますが、時代劇などの所々に見られる時代考証に関するところを見つけるのが面白いです。ご当地グルメさがしにも出かけたいです。これからも、お仕事にできるくらいのプロに近づけるよう、知識や体験を蓄積していきたいと思います。



我、かく戦えり!

・私の<1次レポート>(59)(合格)
https://blog.goo.ne.jp/gu6970/e/59a93779f1bd3a2440db7a3370c0dcfb



第2次口述試験の重要出典(種本)



「英語で紹介する日本事典」(ナツメ社)からの出題実績
http://www.hello.ac/nihonjiten.pd

「英語で紹介する日本事典」(ナツメ社)からの出題予想
http://www.hello.ac/nihonjiten.seppuku.pdf


「英語で説明する日本の文化」(語研)からの出題実績
http://www.hello.ac/nihonjiten.pdf

「英語で説明する日本の文化」(語研)からの出題予想
http://www.hello.ac/nihonnobunka.seppuku.pdf


「英語で説明する観光名所100選」(語研)からの出題実績
http://www.hello.ac/meisho.100sen.pdf

「英語で説明する観光名所100選」(語研)からの出題予想
http://www.hello.ac/meisho.seppuku.pdf

以上


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