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小説『通訳ガイド美桜の日本へようこそ!』読後感想文(その2)

2024年06月22日 07時21分55秒 | ●プレゼント企画
小説『通訳ガイド美桜の日本へようこそ!』読後感想文(その2)

島崎秀定氏著 小説『通訳ガイド美桜の日本へようこそ! ~プロポーズは松本城で~』無料プレゼント企画当選者の読後感想文(3)(4)(5)をご紹介いたします。

●amazonでの購入方法
『通訳ガイド美桜の日本へようこそ! ~プロポーズは松本城で~』(文芸社2024年6月1日発行)
https://amzn.to/4bR4mSp

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ASさんの読後感想文(3)
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●将来通訳ガイドを目指している方:
本書を読む前後で、通訳ガイドの仕事に対する印象は変わりましたでしょうか?
通訳ガイドの仕事に、これまで以上に魅力をお感じになりましたでしょうか?

【感想】
植山先生が受験勉強に取り組む心構えとして、「自分が通訳案内士として活躍する姿をイメージして日々の勉強に励みなさい」との教えに習い、プレゼント企画に応募しました。
本の中には、植山先生が都度メルマガで発信されるガイド業の実態(年収、繁忙期/閑散期、ガイドデビューの掴み方、現場での役割)が物語の中に自然な流れで織り込まれておりました。 現役のガイドの方にとっては「あるある」満載の物語であったのではと思います。
これからガイドを目指す私にとっては、「やっぱり、かなりハードルの高い職業なのだな」が第一の印象。
これまで、試験合格の為の勉強にフーフー言ってきましたが、試験合格は通訳案内士へのスタート地点に立っただけ。
実際にガイドとして役立つには、試験用の何倍もの知識の習得、経験の積み重ねが重要。 
また、最も重要なのは、現場においてお客様が何を求めているのかを察知するコミュニケーション能力だと理解しました。
物語は主人公の美桜が感動的なプロポーズを受けるのを予感させて終わりますが、その感動は彼女の数々の失敗、苦労を乗り越えて、そのあとの成功だからこその感激なのでしょう。
正直、試験に合格しても私自身が「ガイド冥利に尽きる」と心底思える領域に辿り着けるのかかえって不安になりました。
60歳を超えた私にとっては、主人公が辿ったような経験の積み重ねをするには時間がもなく、別の方法での通訳案内士をとったあとの成功の道筋を考えておく必要性を改めて感じました。
今年度より植山先生は、「通訳案内士資格を活かしたビジネス」の研究会を始められておりますが、私も試験合格後にその研究会に入らせて頂ければ幸いです。
最後に、今の仕事が上手くいかないと悩んでいる方へ、私自身もそうですが。 
その原因の一つにコミュニケーション下手があると思っています。
一般的にコミュニケーションを円滑に進めるポイントは、「相手の立場、主張の意図をよく考えて」とよく言われますが、そのままでは抽象的で実戦は難しいところです。 
物語にはその難しいところが、主人公の行動を通して具体的な事例として示されております。 
美桜の失敗は私にも思い当たることがあり、通訳案内士を目指す人だけではなく、一般の方にも「人としての成長を考える」本として読んで頂ければと思いました。

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MEさんの読後感想文(4)
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●現在、通訳ガイドをなさっている方:
美桜の現場での対応について、どうお感じになりましたでしょうか?
本書をお読みになって、ご自身の今後の仕事のあり方に参考になる点はありましたでしょうか?

【感想】
素敵な御本を早速頂戴して恐縮しております。自分が観光客の立場になったような気がして、楽しく直ぐに読み終えてしまいました。
私は、農閑期のみ(10月下旬~春先まで)長野県を中心にツアーガイドしている者です。
年齢的には美桜ガイドの親世代以上ですので、読み始め美桜が商社を辞めたりガイドを始めようとしている部分では、「今の若い人は・・・(苦笑)」といった気持ちも正直感じていました。
それこそ古くさい昭和の、今の社会には適応しない考えだとは思いますが、そういう部分が自分にもあることがわかります。
しかし、いざ美桜がガイドとして仕事を始め、失敗したり努力が報われたりする場面に差し掛かると、やはり同業ガイドとしてヒヤヒヤしたり、然もありなんと一緒に嬉しくなったりしました。美桜ガイドの初仕事での章では、遅刻なぞは私はしたことがないと妙な優越感を感じて読む内に、自分自身の初仕事を思い出していました。
私の初仕事は18年ほど前でしたが、FITで1人のご年配のレディのお供をして六本木の宿舎から松本、そして上高地という行程でした。下見、原稿作り等やるべきと思うことは全て準備して臨んだつもりでしたが、やはり色々な抜け落ちやハプニングもあり、行程を変更しての初日だったのを覚えています。
お客様の言うままにチェックアウト時間が遅くなってしまい旅程を押してしまったこと、新宿駅みどりの窓口の混み具合を甘く見込んでいたこと、あずさが倒木で止まってしまった際の対応に「待つ以外どうしようもない」で押し通してしまったこと等々、後から考えれば違う対処法があったと思えるものばかりです。
その中でも、自分で言いながら「これは言ってはいけない」と即感じたことがありました。
「私にとって今日は初めてのガイディングなんです」と言ってしまったことです。これをツアー終了後に言うのなら構わないでしょう。しかし行程が上手く行かない時に言い訳のように言い始めてしまい、流石に言いながら我ながら恥ずかしく、どうにか言い訳にならないよう誤魔化したことは忘れられません。
お客様も、ガイドに今日が初めてと言われた時には「So what?」と言わんばかりの顔つきでした。どうにか挽回することに努力して3日程の担当を終えたのは美桜と同じでした。
美桜ガイドと共にお客様対応を肌で感じる様に読む中で、ドイツ人夫妻からの質問への対応の場面では、「こういう場合は、明確には直ぐに答えられないけれどと断ってから思いつく限りの周辺情報を伝えて一緒に考えたりすれば良いのに」等と美桜に教えたい気持ちになりました。
そしてバスの運転手さんに良い提案をしてもらって助けられたり、はたまた同じ運転手に「調べてないの?しっかりしてくれよ」と非難されたり、それでも最後
には協力してくれたりという場面では、「そうそう!運転手さんと協力関係を保つことはほんと大切!」と共感したりしていました。
そして遂に美桜ガイドは、この本を度々読み返して手本にしようという程の、私の先輩格ガイドともなりました。
具体的には、*団体ツアーで新幹線乗車に乗り遅れたカップルへの対応;乗車する列車の周辺時刻同列車情報の把握をしておいてこそ美桜ガイドが咄嗟にとれた対応 
*お客様の国籍がわかっている場合のその国の情報調べ;これについては、実はどこまで自分にできるのか余り自信はないながらも 等々です。
勿論、各訪問場所に関して美桜ガイドが説明する基本情報も、自分でも説明した経験があるものであっても物語の中で再現してもらうことはガイドとしてとても興味深く有効でした。
最後に、私が最も頻繁にツアーガイドする場所でもある松本でのプロポーズの場面。
このエピソードに興味があり読み始めたのです。この場面は完全に娯楽小説として楽しみました!
天守閣の最上階から、地上の藤棚でのプロポーズとその成功場面を眺める親世代とガイド、物語の中の何人かと同じように、私も美桜に「松本城を提案してくれてありがとう!」と言いたい気持ちです。
正直なところ、気持ちの食い違いのあるカップルへの助言を引き受けてしまった美桜ガイドには「あちゃ~、どうするのよ?!」と、お手上げ状態を(共)感していました。
野猿公苑での滑落事故という、あり得そうで実は聞いたことも無いハプニングに助けられてプロポーズが成功するに至るのですが、多分、成功するべくして成功したのでしょうね。
通訳ガイドはお客様の人生の一部を垣間見るのだと改めて思いました。
実はガイドに限らず、様々な仕事上で顧客の人生に触れるということは日常茶飯事の筈ですよね。
その中でも、海外旅行という、生活の中でも明るい面に関わる通訳ガイドという仕事は、そのお客様の楽しみを増してあげるという意味で嬉しい、そして責任のある仕事だと思っています。
重ねて、この度は御著書を頂きありがとうございました。

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MUさんの読後感想文(5)
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●現在、通訳ガイドをなさっている方:
美桜の現場での対応について、どうお感じになりましたでしょうか?
本書をお読みになって、ご自身の今後の仕事のあり方に参考になる点はありましたでしょうか?

【感想】
島崎秀定先生
この度は、貴重なご著書を、発売日当日にサイン入りでプレゼントしてくださり、誠にありがとうございました。心より感謝申し上げます。
主人公の恋愛話の合間に、通訳ガイドの押さえるべき基本的観光地情報や、ガイド中に起こり得る失敗とそこからの学びが網羅されていて、通訳ガイド初心者には通訳ガイドの参考書になります。
主人公が単独でお客様に観光地をご案内する箇所は、ガイド経験の無いガイドが、実際のガイドを体感できるように、臨場感溢れるノンフィクションを織り交ぜてくださっていて、通訳ガイドの現場での在り方について大変参考になりました。

以上

小説『通訳ガイド美桜の日本へようこそ!』読後感想文(その1)

2024年06月21日 03時02分53秒 | ●プレゼント企画
小説『通訳ガイド美桜の日本へようこそ!』読後感想文(その1)

島崎秀定氏著 小説『通訳ガイド美桜の日本へようこそ! ~プロポーズは松本城で~』無料プレゼント企画当選者の読後感想文(1)(2)をご紹介いたします。

●amazonでの購入方法
『通訳ガイド美桜の日本へようこそ! ~プロポーズは松本城で~』(文芸社2024年6月1日発行)
https://amzn.to/4bR4mSp

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MTさんの読後感想文(1)
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●将来通訳ガイドを目指している方:
本書を読む前後で、通訳ガイドの仕事に対する印象は変わりましたでしょうか?
通訳ガイドの仕事に、これまで以上に魅力をお感じになりましたでしょうか?

(私自身について)
私自身ですが、2019年に広島県地域通訳案内士を取得しています。そして、その数ヶ月後に初めてのF I Tと20名位の日本人添乗員の付きの団体ツアーのガイドを経験。その後暫く間を空け、今年の2024年3月より再び広島市内のガイド業を始めました。
今日までにF ITを中心に20件ほどガイドの経験を積んでいます。

美桜さんの現場の対応についてですが、私にも似た経験とその時の気持ちなど共感する場面があり、本を読ませて頂きながら、自身の経験で失敗したこと、落ち込んだこと、向いていないと思ったこと、楽しいと思ったことなど、その時の気持ちが蘇ってきました。
 
最初は英語で歴史、訪問先、習慣などをゲストの方々に説明して差し上げるのが主な仕事と思っていた美桜さんが、ゲストの方々の要望や何に興味をお持ちなのかを引き出しながら、臨機応変な対応をしつつ旅程管理をすることが大事だと感じるようになっていく過程がとても分かりやすく表現されていました。
 
また、現場の様子も分かりやすく表現されていて、ストーリーに引き込まれ、あっという間に読み終えることができました。
参考になった点は、美桜さんがガイドする場所の説明や、他にも例えば、消防隊侵入口マークなどの説明などです。そのことで日常目にする「もの」や「こと」への意識が変わりました。日常の中の「なぜ」を深く掘り下げていこうと思っています。
 
今後の仕事のあり方ですが、もっとガイド力、知識を増やしてゲストの方々の日本での時間を思い出深いものにしてあげたいとモチベーションが上がっています。また、ゲストの方がグループからはぐれてしまった時に、ガイドに電話を掛けてもらうことをお願いしたメモを渡しておく、食事を一緒にさせて頂く時には極力残さないこと、旅程説明時にお
寺や神社の特徴を伝えることで「またお寺や神社に行くの」、と思わせてしまうことを避けることができることなど、ベテランガイドさんならでは、の対応もとても参考になりました。

それらのことを早速自身がガイドする時に取り入れてみようと思います。
最後にストーリーの最後がハッピーエンドだったこと、ふたつのプロポーズの場面が描
かれていたので恋した気分になったのも良かったです。

【推薦文】
通訳ガイド業務のイメージと、実際の業務とのギャップが分かりやすく、ストーリーで描かれている読み易い本でした。
また、主人公の美桜さんがガイドする現場、心境などが思い描きやすく、「次は」、「次は」、と読み進みたくなる本でした。特に通訳ガイドに興味はあるけれど、まだ一歩を踏み出せていない人や、始めたばかりで不安を感じている方、自信を失いかけている方などには、ベテランの方も乗り越えていることが分かり励ましにもなると思います。
読み終わる頃には、ベテランガイドさんならでは、のポイントやコツ、知識なども吸収できる本でした。

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IYさんの読後感想文(2)
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●将来通訳ガイドを目指している方:
本書を読む前後で、通訳ガイドの仕事に対する印象は変わりましたでしょうか?
通訳ガイドの仕事に、これまで以上に魅力をお感じになりましたでしょうか?

【感想】
約1カ月前、「全国通訳案内士の試験に挑もう」と、急に思い立ちました。理由は、昔から憧れていたこと。最近、仕事で英語を使う機会があり、「もっと話したい」と思ったこと。そして、これまでの人生で、出会った通訳ガイドの皆さんが、どなたも魅力あふれる方々だったことです。

ところが、学習を始め、その出題範囲の広さと、奥の深さに改めて気づき、「これは、たいへんな領域に、踏み込んでしまったぞ」と思いました。

そんな時、たまたま見たたまたま見たYoutubeの動画で、ハロー通訳アカデミーが紹介されていました。
「そういえば、このアカデミー、学生時代から興味があったな」と思い、ググったところ、さまざまな資料や対策が公開されていました。ブログとメルマガ、動画を拝見するようになりました。
その中に、「通訳ガイド美桜の日本へようこそ!」が紹介され、今回のプレゼント企画にも応募しました。

思いがけず当選し、届いた翌日から2日間で、一気に読みました。新人通訳案内士の美桜が、葛藤し、失敗を重ねながら、お客様や仲間、恋人の助けを得て、成長していく姿を、心の中で応援しながら読み進めました。

まだ20代の美桜は、あと50年、通訳ガイドを続けるかもしれません。「島耕作」のように、出世することはないのでしょうが、大小さまざまな波や風を受けながら、「いいガイドさん」になっていくのでしょう。松本城でのプロポーズの後がどうなるのか。私が長く過ごした広島や、故郷の北海道、いずれ復元なるだろう首里城を、どんなふうに案内するのか、読んでみたい気がします。

男性の著者が、女性の主人公を書くのは難しかったはずです。にもかかわらず、美桜が、まるで、そこにいるかのように読み進められたのは、著者の豊かな経験に裏打ちされたものでしょう。

そう考えながら、自分の受験を思い出した時、「合格するのも大変だろうけど、これは、合格してからが本当のスタートなんだな。大丈夫か、自分!」と感じています。心構えのギアを、もう少し上げる必要がありそうです。

●推薦文(または、私的解説文)
著者の島崎秀定さんに初めてお会いしたのは1993年、修善寺だった。美術館を設立する仕事に就いていた秀定さんと、新聞記者だった私は、仕事での接点はなかった。だが、「PEACE」という同じ留学団体を通じて、米国の高校に1年間留学しており、秀定さんが8期生、私は入れ替わりで渡米した9期生だった。留学から10年ほどが経ち、8期生が企画してくれた9期生との2期限定プチ同窓会に、ともに参加したことが、出会いだった。修善寺では、他のPEACE同窓生とともに、テニスをしたり、飲み食いしたり、夜遅くまで話したりしたことを、今も覚えている。

その後、しばらくは連絡し合うことが少なくなったが、インターネットの普及と、SNSの拡大が、ご縁を再びつないでくれた。そして、私は50歳を目前にして、初めて東京で勤務した直後に再会できた。秀定さんが最初の著書「通訳ガイドというおしごと」(アルク刊)を出版することになり、記念講演会に参加した時だ。秀定さんや、他のPEACE同窓生らと、時を経て、また語り合った。聞けば、修善寺でお会いしたころに、もう通訳案内士の資格を取得されていたそうだ。

それからは、PEACEの同窓会でお会いした以外は、コロナ禍や私の転勤もあり、直接にはなかなかお目にかかることはなくなった。でも、SNSではいつでも連絡できているし、「人気通訳ガイドが教える 誰にでもできるおもてなしの英語」(講談社)など、新しい著書でも秀定さんの思いに触れることができていた。

「次はどんな情報発信をするのだろう」と楽しみにしていたら、なんと、小説を書いたという。本書を手にして、私は一気に読み終えた。「あとがき」で、秀定さんが明かしているが、通訳案内士としてのご自身の豊かな経験を踏まえて、主人公の悩みも、壁への対応も、成長も、人間ドラマも織り込んだ作品になった。

秀定さんとの個人的なつながりを踏まえて、一つ、私の憶測を書きたい。それは、どうして主人公が「美桜(みお)」と名付けられたかだ。私は、ここには、私たち共通の恩師への想いと、英語という活躍の場を与えてくださった感謝が、込められていると信じている。

私たちを高校時代に1年間、米国に送り出してくれた留学団体「PEACE」の代表者は、佐藤東洋士さんという。桜美林大学で英語や英文学を教えながら、個人的にも若者の国際交流に尽力され、PEACEの理事長を務めた。団体としてのPEACEは解散したが、東洋士先生は桜美林大学長、学校法人桜美林学園の学園長・理事長として、その後も英語教育や国際交流を続けられた。PEACE同窓会の催しにも参加してくださり、私たち教え子には、いつも目をかけてくださっていた。

例えば、私事だが、新聞社でオリンピック・パラリンピック関係の任務に就いていた時には、東洋士先生から直々に「うちの大学でもオリパラの催しを企画したい」と相談のメールが届き、実際に2度、開催することができた。

そんな東洋士先生が2020年に突然旅立たれた時、私は、ただ信じられなかった。おそらく、他のPEACE同窓生も、その一人である秀定さんも、同じ想いだったに違いない。

「小、中、高、大、会社という仲間に加えて、私たちには『PEACE』という仲間がいる」。
これは、私たちPEACE同窓生が、誇りとして抱いている共通認識だ。留学や、それを通じた人間としての成長のきっかけを作ってくださった方々は数えきれないが、その中でも最も大きな気持ちで、懐深く支えてくださったのは、間違いなく東洋士先生だ。東洋士先生がPEACEを設立していなかったら、私たちPEACE同窓生は高校時代に渡米してなかったかもしれない。こんなに英語に、どっぷりとつかることもなかったかもしれない。秀定さんも、私も、桜美林の出身ではないが、東洋士先生が長く身を捧げた「美しい桜」の学園に、私は強い親近感を覚えているし、秀定さんも、似た感覚でいらっしゃるはずだと思っている。

この作品で、主人公・を最も引き立てているのは「桜」だ。作品中、美桜が担当したお客様の多くが桜を見たがっている。その都度、見られたり、見られなかったりして、一喜一憂までしている。また、美桜は、大切なお客様に桜をあしらったものを贈り、自分の名前の意味「美しい桜」を伝えて、「私を思い出してくださいね」とも話している。

「美しい桜」の学園で教え、高校生の国際交流団体を作って、平和(PEACE)を育もうとしていた東洋士先生が、「通訳ガイド美桜の日本へようこそ!」を読んだいたなら、どう話しただろう。まして、それを書いたのが、PEACEでの教え子の秀定さんだと知ったら、どんな感想を残されただろう。亡くなって5年。今となっては想像するしかないが、ペラペラといっぱいしゃべる方ではなかった印象があるから、きっと目を細めて、「よく書けてるね」と、短くおっしゃったのではないか。私は、そんな気がする。

以上


「通訳ガイド美桜の日本へようこそ~プロポーズは松本城で~」プレゼントのお知らせ

2024年06月11日 13時54分02秒 | ●プレゼント企画
「通訳ガイド美桜の日本へようこそ~プロポーズは松本城で~」プレゼントのお知らせ

日本のトップガイドである島崎秀定さんの小説「通訳ガイド美桜の日本へようこそ ~プロポーズは松本城で~」ですが、島崎さんのご好意により、本ブログ読者の方5名にプレゼントさせていただくことになりましたので、お知らせいたします。

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プレゼント応募規定
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●応募資格:特に問いません。どなたでも応募できます。

●条件:本プレゼント受領後、5日以内に「読後感想文」(200字以上)を下記に送ること。

・宛先:moon.hello@gmail.com
・件名:「読後感想文」(氏名)←必ず、氏名をお書きください。

●申し込み:下記の「申込書」にてお申込みください。

●申込み期限:2024年6月14日(金)24:00

●応募者多数の場合は、抽選でプレゼント当選者を決定します。

●プレゼント当選者には、2024年6月15日(土)に、島崎秀定さんから直接、プレゼントが送付されます。

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申込書
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プレゼント希望者は、下記をコピペしてメールにてお申込みください
・件名:「プレゼント希望」(氏名)←必ず、氏名をお書きください。
・宛先:moon.hello@gmail.com

       記

「通訳ガイド美桜の日本へようこそ」プレゼント申込書

私は、「読後感想文」(200字以上)を、本書を受領してから5日以内にお送りすることを誓約いたします。

●氏名(必須):
●住所(必須):
●電話番号(必須):
●職業(任意):
●年齢(任意)
●全国通訳案内士試験合格外国語:すべてをお書きください。
(  年  語)
(  年  語)
●外国語に関する保有資格(英検、TOEICなど):
●全国通訳案内士試験受験予定者:(   年に  語で受験予定)
●メールアドレス:
●本プレゼントの応募理由



●ハロー通訳アカデミーに対するご意見、ご感想、ご希望をお聞かせください。
(1)

(2)

(3)

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小説「通訳ガイド美桜の日本へようこそ ~プロポーズは松本城で~」
あらすじ
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綾瀬美桜は新人通訳ガイド。OLを辞めて通訳ガイドになったものの、なかなか仕事が取れない。
ようやく掴んだ初仕事で遅刻したことからお客様は不機嫌になり、美桜の必死の案内にも満足してもらえなかった。
旅行会社からも怒られ、自信をなくす。諦め癖のある美桜は、OLを辞めたことを後悔する。
心の支えだった恋人の桃也とも喧嘩してしまう。
体調を崩し、再度転職を考えていたところに二度目の仕事が入った。お客様は、前回と同じ行程にも関わらず大満足で、旅行会社からも褒められ、美桜は自信を取り戻す。
その後も、成功と失敗を繰り返しながら、美桜は少しずつ成長していく。桃也とも仲直りをし、仲を深めていく。
最後のエピソードは、四人組。両親と息子、そのガールフレンドだ。
息子はツアー中にプロポーズす計画で、美桜に相談を持ちかけた。
一方、女性の方からはこの旅行を最後に別れたいという話を聞かされた。
美桜は二人の間で板挟みに苦しむ。
そんな矢先、女性が滑落事故に遭う……
 
●現場を知り尽くした筆者だからこそ描ける、通訳ガイドの現場のリアルな様子。
現役のガイドは思わず自分のことのように、感情移入してしまうことでしょう。
お客様を笑わせる小ネタも随所に登場します。
これからガイドを目指す方には、現場の様子が目に浮かぶこと請け合いです。通訳ガイドという仕事の内容を紹介しながら、小説としてもどきどきハラハラしながら、楽しく読んでいただける内容の一冊です。

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島崎秀定さんのコメント
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英語の全国通訳案内士15年目の島崎秀定です。
ガイド業務の傍ら『通訳ガイドというおしごと』など、実用書を5冊出版していますが、この度はじめて小説を出版することになりました。
「通訳ガイドを憧れの職業にしたい!」、そんな思いから小説を書いてみようと思い立ちました。
職業紹介だけでは面白くありませんので、一般の人が読んでも楽しんでいただけるよう、ストーリー仕立てになっています。
また、新人ガイドの皆様には現場の雰囲気を感じてもらえるかと思いますし、現役ガイドの皆様には「こういうこと、あるある!」と楽しみながら読んでいただけると思います。
ぜひご一読いただけましたら幸いです。

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島崎秀定さんの略歴、資格
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●略歴
1963年東京生まれ。高校時代にアメリカ・オレゴン州の高校へ1年留学。
慶応大学経済学部卒業後、経営コンサルティング会社を経て、美術館副館長を務める。
1998年、フランス・ソルボンヌ大学パリ文明講座にて1年学ぶ。
帰国後、海外旅行の企画・添乗(添乗日数約500日)などを経験し、2009年末より通訳ガイドとして活動(2019年の稼働日数は237日)。また、スポーツイベントなどの通訳も務める。

●資格
全国通訳案内士(英語。ハローの公開講座(植山先生)に出席し1993年合格)、英検1級、博物館学芸員、総合旅行業務取扱管理者、クルーズ・コンサルタント、調理師など多岐にわたる。
島崎さんはすでに実用書を5冊、及び Kindleで2冊出しています。いずれも実際のガイディングにとても役立つ本です。

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島崎秀定さんの著作一覧
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●『通訳ガイド美桜の日本へようこそ! ~プロポーズは松本城で~』(文芸社2024年6月1日発行)
https://amzn.to/4bR4mSp

●「通訳ガイドというおしごと」(仕事の始め方から技術を磨くコツまで)(アルク)(2016年1月15日初版発行)
http://amzn.to/2Abcv2H


<内容>
現役の通訳ガイドのほとんどが読んでいると言われているベストセラーです。
通訳ガイドで生きていくためには、何が必要なのか?
仕事の始め方から、生計を立てていくヒント、通訳ガイドとしての技術を磨くコツまで、島崎さんがその全てを惜しげもなく公開しています。

●「「誰にでもできる おもてなしの英語」(講談社)(2017年3月23日発行)
http://amzn.to/2ydtgbI

<内容>
これからガイドを始めたいという方を対象に、外国人をご案内するというのはどういうことか、具体例を挙げながら丁寧に説明しています。ボランティアから初心者ガイドまで幅広い方に読んでいただきたい本です。

●「カジュアル英語トーク」(DHC)(2018年11月9日発行)
https://amzn.to/2JBhC1s

<内容>
「日本人はなぜマスクをしているの?」「なんで路上にゴミが落ちてないの?」そんな外国人からよく聞かれる質問を60項目取り上げ、まじめな回答とユーモアを交えた回答をご紹介しています。お客様からの質問に答えられず、がっかりさせてしまった経験のある方に最適です。

●「英語でニッポン案内ハンドブック」(アルク)(2019年1月28日発行)
https://amzn.to/2QDUyD8

<内容>
ガイドの卵が外国人を都内各地や文化体験に案内している場面を見て、島崎さんがコメントをしています。ガイディングの現場の様子が、臨場感を持って伝わってきます。各現場で使う重要フレーズも満載です。

●「指名が途切れない通訳ガイドの 英語で日本紹介アイデアブック」(アルク 2020年4月28日発行)
https://amzn.to/2VD2Fnb

<内容>
この本では単に事実を並べるのではなく、「その日本文化の、その観光地の、何が面白いのか」を重要視しています。それが外国人に通訳ガイドの価値を感じてもらうために、とても重要なことなのです。本の中では日本文化や日本全国の観光地100項目を取り上げて、その説明ポイントを紹介しています。

●「通訳ガイドが見たインバウンドの現場 ホテルから農家まで おもてなしの現状と課題」(アマゾンKindle)(2017年9月13日発行)
http://amzn.to/2Ab9WgT

<内容>
インバウンドに関わる様々な業界の課題を指摘しています。それをカバーするのが通訳案内士の仕事です。また、問題のある旅行会社の事例も紹介していますので、会社を選ぶ際の参考になります。

●「通訳ガイドが見たインバウンドの現場 訪日旅行の新たなスタイル 小型クルーズ船の魅力」(アマゾンKindle)(2018年1月3日発行)
https://amzn.to/2TaSen5

<内容>
通訳ガイドとして小型クルーズ船に毎年乗船している経験を生かし、訪日クルーズ船の現状、船内生活の一日、寄港地、ガイドの仕事内容など、幅広くご紹介しています。将来クルーズの乗船ガイドを目指す人は必読です。

●島崎秀定さんのフェイスブックページ(Charms of Japan)
https://www.facebook.com/charmsofjapan/

●島崎秀定さんのホームページ「Let's Travel in Japan!」
http://www.ltij.net/

以上