Sydney Yajima


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戦争

2010-11-23 21:46:05 | 世界情勢
これで中国は より立場が弱くなった。
アメリカは強く韓国をバックアップし、中国としても北朝鮮を擁護することはできないからだ。
日本はかなり中国へのプレッシャーを強めており、(何度も言っているが、日本の力を侮ってはならない。日本の経済的かつ政治的プレッシャーはかなり中国のボディーブローに効いている。)今回の戦争がより、中国をコーナーへ追いやるからだ。

オーストラリアとアメリカが有事のために、連携を強めていることは以前書いた。
すでに基地を新たに作ることを、合意している。
アジアの中で生きていくオーストラリアの決意だ。


戦争

2010-11-23 21:22:49 | 世界情勢
ホワイトハウスは強く北朝鮮を非難した。
しかし問題は情報の不足だ。
韓国も自国の世論をなるべく刺激しないように、抑えた発表をしている。
しかし、アメリカが今回の問題を看過しないことは、確実だ。

戦争

2010-11-23 21:19:20 | 世界情勢
北朝鮮側に韓国の緊急空軍スクランブルで出てきた。
海岸線にある野砲を爆撃するようだ。
とすると、北朝鮮側の空軍が出てくるかどうかが 焦点になる。
そうなると、全面戦争になるからだ。
その次に北朝鮮が打ち出してくる手があるとすれば、テポドンによるソウルへの攻撃になる。

戦争

2010-11-23 20:56:56 | 世界情勢
原油がドル高の影響で下がり始めた。
これによって、いくつかの知性的リスクのある商品が下がる。
特に 日本の株価は影響を受けやすい。(韓国は言うまでもないが)

「そいつは ある日、いきなりやってくるだろう・・・」

と私が 二ヶ月前に 言ったこと、覚えているだろうか?

戦争

2010-11-23 20:38:19 | 世界情勢
今回の北朝鮮の 攻撃。
今後、一番注目するべきは アメリカの出方だ。
現在アメリカは、夜中である。
しかし、早朝 日本時間の夜半からニュースで一斉に伝える。
どうじに共同危機管理という新しい言葉が出回るだろう。
今、アフガニスタンに足をとらわれているアメリカにとって、韓国との二国間共同だけで戦争をすることは考えられない。
そこで、オーストラリア、イギリス、当然日本も含めての共同危機管理委員会を作るはずだ。

それには時間がかかる。
しかし、G20のときに、下地の話し合いはできていたはずだ。

最悪の悪夢

2010-11-23 19:23:06 | 世界情勢
CIAは、北朝鮮の今回の動きを、完全に把握していた。しかも ウランの濃縮施設に関しても だ。
できれば、戦争をせずに北朝鮮が崩壊し、その後アメリカの利益を韓国を通じ広げていくことができれば一番経済的に 利益が上がると考えていた。
だが、北朝鮮が一線を越えた。
アメリカ国内では二つの意見に分かれている。
やるか、見過ごすか・・・

しかし、残念ながら今回のカードを切るのは北朝鮮側だ。アメリカにカードを切る世論はまだ出来ていないからだ。

ペクリョン島に北朝鮮軍が攻撃対象を移動させている。
ペクリョンは 現在火まみれになっているヨンピョンドより西側に位置する。
中国の介入を狙っているからなるべく中国の近くで火を起こすことが北の目的だ。
中国は表向き、まず北を非難した。

アメリカは、すでに動き始めている。

あと数時間。
戦況は次々と変わる。

戦争

2010-11-23 18:54:31 | 世界情勢
常に 緊張状態であった 北朝鮮と韓国がついに軍事対戦状態になった。
これは何を意味するのか?

戦後 日本が戦争に巻き込まれる可能性が最も高くなった瞬間だ ということだ。

すでに、スクランブルの準備、爆撃の準備を在日米軍基地 および 自衛隊後方部隊は終えている。

戦争になるとすれば、最初の18時間が一番の山だ。
ここで、政治的に沈静化できるお互いのコミュニケーションがあれば、韓国と北朝鮮はこれ以上戦火が広がらない方法を探すことができる。局地的な挑発行為だと断定した場合、これは単にちいさな衝突事件として片付けられる。

だが・・・

ソウルが火の海になった場合、当然、アメリカ軍が出て行く。

明日からKOSPIは急降下するが、同時にNIKKEIも落ちる。
日本円はやや弱含みになるかもしれない。
ドルが危機を利用して 強くなるからだ。

もしドルが強くなったなら、アメリカにとっては利益のある話で、中国への牽制にもなり、一挙両得だ。
このラインから 考えると、北朝鮮の今回の攻撃は、アメリカにとっては 「セキュリティー上の重大、かつ深刻なる脅威」と言って空爆を始めるかもしれない。となると、全面戦争になる。

もちろん、日本も無事ではすまない。
すでに、日本国内に多くの北朝鮮の細胞分子が入り込んでいて、テロを起こす可能性がある。

まず気をつけるべき場所は、ダムだ。
ダムに細菌や化学物質を入れられると、一気に人が死ぬ。

次に気をつけるべき場所は、当然原子力発電所だ。
すでに、日本は危機管理意識がこの点に関しては高く、対応は十分にしているはずだ。
安心は出来ないが、それでもダムよりは守りやすいし、想定が行き届いている。

三つ目に危険なのは、エアポートだ。
エアポートを狙うのは、テロの常套手段である。




神の見えざる手

2010-11-23 17:32:25 | 世界情勢
アメリカは、かつて、何度も大きな間違いを繰り返した。
理由はいつも 同じだった。

「自由と平等」だ。
戦後、日本は「自由と平等」とやらを手に入れた。

言論の自由、宗教の自由、ありとあらゆる自由。
そして、恋愛は、簡単にセックスすることを自由だと勘違いし、 宗教は政治に入り込み、 言論の自由は、ありもしないことを報道の自由でさも あったかのような表現で言い尽くされ、やがて、人々は、何が正しいのか 何が間違っているのか 分からないまま、流されている。

アメリカが、今まで一度も自分の犯した過ちに 正面から取り組んだことは ない。
アメリカは常に正義であった。

日本は、模倣した。
アメリカの言う単純な正義を、模倣していれば、日本は世界で良い国で居られたからだった。

それは、とってもみっともないものだったかもしれない。

もちろん、アメリカに渡って、堂々と自分を貫き通した日本人もいるには いた。
だが、彼らは極々、少数であった。

私は、混乱し、衰退の危機感にとらわれて自分を見失いかけている日本や、日本人たちに、自分たちが思うほど悪いところにはいないんだということを、伝えたいと思った。

日本には人口が1億2千万人もいる。
その人口の多くがまだ、生きている。
その人々は、トヨタを作り、あるいはパナソニックやソニーを作り、世界をまたにかけて、大ビジネスを展開した人たちなのである。

今日、中国がどれほどすごいといっても、私は、トヨタはおろか、日産やホンダ、ダイハツに匹敵する中国の自動車メーカーを寡聞にして聞いたことが無い。

まだまだ、日本は世界におおきくビジネス展開をしており、その力は、健在なのである。

統計によると、日本の人口は、減ってきていて、そして少子高齢化が問題になっていると言われているが、多くの手作業はロボットが行えるようになり、また、会計をはじめ多くの事務処理も コンピューターが取って代わっているので、同じ大きさのビジネスを展開するにしても、人数は、20年前の半分以下で行えるのである。
人間が優秀になったからではなく、コンピューターや、ロボットがすばらしく 日進月歩で発展しているからだ。

大型タンカーでさえ、数人で動かせる。
人数が多いことは、会社の経営にとっては、マイナスになることはあっても、それ自体、プラスになることは無い。

もちろん、消費者が減るということで、内需の問題はある。
しかし、内需だけで今まで日本が経営をし続けてきたことはなく、今後も海外展開を増やしながら、日本流のグローバル化に向かって進んでいくはずである。


10年ごとに、国の形が変わるとしたら、この20年間は、人間からコンピューターへ、そして、実質的な土地と言う価値観から目に見えないソフトの価値観へと変わった時代ではなかったか?

昨日書いたように、今の子供たちは、車を見て興奮したりしない。
それよりも、新しいソフト、新しいパワーをもつコンピューターに限りなく憧れを持ち、そして、その世界から、さらに先を見ている。

時代が変わったのだ。

今の民主党も 自民党も、どちらも古い。
分かっていないからである。


これからは、量ではない。質の時代だ。
そして質は、形ではなく、インタンジブル バリューなのである。

目に見えない革命だ。

中国はまだまだ、量の世界を生きている。
アメリカは量の時代が終わったことをすでに気付いているが、懐かしんで、そこから動こうとしない。

日本は、老人たちを抱えてとても運がいい。
なぜなら、一般的に言えば 75歳を過ぎた老人たちはすでに、量の生命期間を終えて、質の時代に入っている。
だから、彼らの見ている世界は、やや古い眼鏡であったとしても、日本の未来に通じる世界への扉を開く新しい価値観への鍵となるはずだからだ。

彼らの望んでいる未来像は、やがてくる時代にとってとても貴重なものだ。
なぜなら、日本から発信されるその新しい 質の時代はきっと、新しい静かな革命となって世界が追従してくるであろうからである。

日本人たちは今も、確かに 前に進んでいる。
しかし、進む方向と、そして乗り物が変わったんだと 私は言いたいんだ。