Sydney Yajima


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それは お宅のほうの問題ではないの?

2010-11-22 17:08:40 | 世界情勢
イギリスの 経済雑誌 エコノミストでは、日本の少子高齢化特集をしてくれた。
このままでいくと、日本は、インドネシアやメキシコ以下の国になるのだそうだ。

しかし、21世紀にアジアの時代が来るのであれば、この観測はおおよそ当たらない。
中国の台頭は、人によって見方が違う。
ある人にとっては、脅威と映るかもしれないが、別の人にとっては チャンスに映る。

この場合どちらも正しいのであって、おかれている立場の違いによって、同じ日本人でも違う結果をもたらすというものだ。

日本は防衛力を強くする選択をしているが、いずれ 警察力と移民法の改正を行わなければならなくなるだろう。日本国内に、様々な形で新しい中国人の移民が増えてくることは、確実な情勢で、今後の日本のあり方は、よりアジアの中の存在であるしか 選択はなくなるであろうから・・・だ。

以前にも書いたが、私の息子は中国公用語と英語を話す。来年はオーストラリアの特待生として奨学金で中国へ留学することになっている。こんな時代だ。彼にとって必要なことは、彼自身が自分のアンテナで追いかけて そして捕まえていくのである。私が、こうしろ、ああしろ、と言ったことは一度もない。
彼はコンピューターが大好きで、様々なゲームソフトで遊んでいる。まあ、いうなればどこにでもいる中学生だ。
私の中学生のころは、もっと 車やバイクに興味があり、その時代は、日本にとっては、そういうハードなものが売れる時代の前兆だったのかもしれない。あの頃にスーパーカーブームというのがあり、私はカメラを持って、ランボール ギーニ ミウラとか、イオタ それにカウンタックやフェラーリーを映して喜んでいた。日産 ケンメリのGTRを富士スピードウェイで見たときは、感動して、なぜ回したものだ。
だが、息子は車?まったくといっていいほど興味を持たない。
それよりも、IPOD IPAD エトセトラで、一日中時間を使っている。
外へは滅多に出ない。

私が叱るといやいやながら、出て行く。
いくら勉強が出来ても、そんなんじゃあ 駄目だ。
ちょっと成績がいいからといって、調子にのるな。
と私は言う。

ところで、イギリスのエコノミストの話に戻ろう。
彼らは、分かっていない。

例えばオーストラリア人の8割の人間が、クィーン エリザベスが死んだら、共和制になって、イギリス連邦から離れたほうがいいと考えている。

オーストラリアは 、大した軍事力も無いくせに、いつも機会を見るのがうまく、つねに戦勝国側についている。この点、日本は見習ったほうがいいかもしれない。勝てない戦争をするほど 愚かな選択はないからだ。
もちろん、誇りを賭けて 命がけというのも美談ではあるとは思うが、やはり負けてしまって ボロボロになった戦後を知っている人は、負ける戦をした日本の軍部を 手放しで拍手喝采する気にはならないはずだ。

イギリスこそ、これから落日の国家の象徴になるはずで、産業もなく、軍事力もなく、しかも雇用率も悪く、金融もまったく魅力がなくなってしまっている。イギリスにどんな未来があるのか?
教えてあげよう。
彼らは、メキシコよりもインドネシアよりも 低いレベルの国になるのであろうよ。