昨日は丸森町主催のセミナー「ガッツリアグリビジネス講座」
を受講して来ました。
これで2回目です。(6回シリーズ)10時から16時まで、
本格的なものでとても勉強になります。
講師の鳥巣先生がとてもエネルギッシュで、はっきりした
口調で長時間、立ちっ放しでの講義、生徒一人一人の目を
みながら、熱く語りかけます。
米生産、野菜直売、米粉麺製造、製粉会社、食品生産者、
Uターンの若き農業後継者、異業種とも思える建設業者、
様々な職種の人が集まりました。
起業を目的にしたり、この講座で私もそうですが、
ヒントを得てビジネスチャンスにつなげたいそう云う
人の集まり真剣で午後からも居眠りしている人は
いません。
遠路はるばる駆け付けていただき、その先生の熱意に
眠っていては申し訳ない思いです。
地域ならでの特産品を生かし、スーパーにはない、
オリジナリティーのあるものを作り、そしてストーリーの
ある商品を作ることだと云っています。
物があり余り、売れない時代でも必ずやヒントはあり、
手詰まりの現状から何とか活路を見い出したいものです。
ともすれば固い話しになりがちですが、先生の身振り手ぶりが
笑いを誘い、さながら漫談ですが、その中に重要なヒントが
隠されています。
この講座の楽しみの一つに場所を移しての昼食会があります。
初回は、米粉で作った、マルコー食品さんの「う米米めん」
2回目は八島屋さんのたけのこの入った、「たけのこカレー」
どちらも存在感がある上、とても美味でした。
この商品とて市場に出まわるには、商品を開発し、試作品を作り、
パッケージを考え、試行錯誤を繰り返し、労力、費用も膨大に
かかったはずです。
起業により、雇用創設、利益が出れば、税収入も見込め、
疲弊した町に活気をもたらしその地域に有形、無形の
恩恵をもたらします。
この受講生の中から、地場産品を使い、う米米めん、たけのこカレーに
続き、ヒット食品を作り全国へ発信して欲しいと願ってます。