わいわいサロン

思いつくまま、気のむくままに綴ってます!

旅の終わりに・・・

2015-05-26 09:33:50 | Weblog

 住宅街にひっそりたたずむ智恵子の生家は造り酒屋で、
裕福な家庭で育ったのでしょう、
智恵子が習ったと云うお琴が展示されていました。

別館の「智恵子記念館」には、智恵子の絵画、紙絵、
光太郎のミニ版の乙女の像や絵も展示されてます。

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-智恵子は油絵に興味を持ち、画家を志し雑誌の表紙絵を
描き注目されるようになった後、詩人、彫刻家でもある
高村光太郎と結婚。-しかし、妻の智恵子は精神疾患に
冒され闘病生活の合間に作った紙絵が沢山展示されて
いました。

画家の目線で作った紙絵の色使い、構図等に注目して
観ました。

思い悩み、迷い、病魔と闘いながら、夫、光太郎を慕う
智恵子、芸術を通し、それを支える光太郎と共に響き
合う夫婦の愛の物語、智恵子の人生は幸せだったのでは
ないかと云う気がしました。

あれが阿多多羅山 あの光るのが阿武隈川・・・

この智恵子記念館の受付嬢より勧められて二本松出身画家
「大山忠作美術館」も訪れてみました。

駅前の市民交流センター3階にあり、入るなり大作ばかりで、
圧倒されてしまいました。その中で水墨画のようなモノトーン
に見える、大きな岩と月、単純な構図ですが、とても心に
染みる入る作品でした。

この会場を作るに当たり、大作を展示する為、天井を高くし
広いスペースを取るも、それを見ずして、他界したとガイド
の女性が説明して下さいました。

今回の日帰りの旅、盛りだくさんの内容でしたが、天気も良く
とても楽しい、ひと時でした。クマガイ草群生地へ行く途中
道順を尋ねたら、ふくしま農協の事務員さんが、丁寧に紙に
書いて下さって、スンナリ行くことが出来ました。

こうして、風光明媚な景色と共にその土地では思わぬ人との
出会いがあったり、地場産品にふれたり、味わったりする
のが旅の醍醐味ではないでしょうか・・・

長時間運転して下さったNさん、ご一緒して下さった、Tさん
Kさん、お疲れさまでした!!