とある知人のお店でのことです。居合わせた還暦を
過ぎた小柄な男性の職業は土建屋?の社長さんです。
東日本大震災の復興工事の除染作業を請け負って
いて、今人出不足で、仕事はあれど、作業員がなくて
困っているそうです。
そんな話しから、今までの武勇伝?を聞かされました。
まるで、テレビドラマにでもなるような壮絶な過去です。
小さい頃から悪ガキで、そのまま大きくなり、刑務所
にも入ったこともあり、入れ墨もしていて、暴力団にも
席を置き、麻薬にも手を染めたそうです。
しかし、それをきっぱり止め、公務員の奥様と結婚し
今では幸せな家庭を築き、社長業を立派に果たしています。
しかし、糖尿病と肝臓病を患い、薬は欠かせなく、
いつ死んでも悔いはないと淡々と語っています。
話しの全てが、真実かどうか分かりませんが、悪行の
限りを尽くしても、人はいつでも改心し、やり直す
ことが出来るのものだと思いました。
誰でも、過去に「若気のいたり」で失敗したり、
後悔したり、思い出しては、ほろ苦い思いにから
れることがあると思います。
件の男性も、体をいといながら、世のため人のため、
残された人生を有意義に過ごして欲しいと思います。