「心太」これ何と読むかご存知ですか?
「ところてん」と読むのだそうです。 へぇ~そうなんだ知り
ませんでした。
-中国では、ところてんの原料のテングサを「こるもは」といい、
これが日本で「心太(こころふと)」となり「こるもは」→
「こころふと」→「こころたい」→「こころてい」→「こころてん」
→「ところてん」と転化しました。-
分かったような、分からないような、こじつけのような気も
しますが、まっ! 名前の由来はさておいて・・・
暖かくなると、ところ天が美味しくなりますね。昔は木製の箱形
に、ところ天を入れ、てん突き棒で押し出すと金網のような所から
形よく整った、ところ天が出てきたのを覚えています。
酢醤油に洋からしを入れ、刻みのりをたっぷりかけ、つるつる
頂く夏の味覚、さっぱりして本当に美味しいですね。
今は酢醤油と共に、パックで販売されていますが、昔ながら
の木製の箱形のものを使ってみたいですね。
打ち水、すだれ、風鈴、縁台、蚊帳、金魚売り・・・夏を連想
するものですが、今では、蚊帳は、殺虫剤に代わり、金魚売りは
皆無になってしまいましたが、懐かしいですね。
せめて、昔を偲び、パック入のところ天でも食べましょうか・・・