今日も街角で死亡案内の立て看板が見られます。
季節の変わり目に多いような気がします。
この年になると、家族、親、姉弟、友人、知人等、人の
生き死にを目の当たりにして来ました。
縁もゆかりもない見ず知らずの人ですが、その人は
どんな人生を送った人なのだろう？
著名人でもなく、町の名士でもありませんが、ご家族は
きっと悲しみに包まれいることだろうと思いをめぐらします。
たとえ寝たきりであっても、認知症でも、生きているだけで
そのご家族にとっては、大切な家族だったと思います。
志、半ばで逝ってしまった若者だったとしたら、その無念さは
察するに余りあります。まだまだ生きて欲しかった・・・
一方、人生に絶望してか、自ら死を選ぶ人があまりにも
多いような気がします。
殺伐とした世の中、希望も持てず人との関わりも断ち切り
息をひそめて暮らしています。
誰にも看取られず、隣人も知らない、孤独死が増えて
いると云うことです
向こう三軒両隣、困った時はお互い様・・・そんな言葉は
今では死語となってしまったのだろうか？
人は一人では生きては行けない、お互いつながり合って
生きて行きたいものです。
多くを望まず、ほんの少しぬくもりが欲しいのだけなのです。