ちはやぶる 神代もきかず 竜田川
からくれなゐに 水くくるとは
-竜田川が 色づいた葉で赤く染まっている。 こんな
素晴らしい光景は、神の世界でも見られないであろう-
小倉百人一首の在原業平の有名な歌ですね。
しかし落語「竜田川」では、ご隠居さんが知ったかぶりを
して、こじつけて歌の意味を説明するくだりには、いつも
笑ってしまいます。
竜田川を相撲とりにし、花魁千早太夫に振られたことに
したり、このご隠居さん、即興で話を作るあたり
なかなか、頭が良いと感心させられます。
これから竜田川ならずとも、赤く色づく、紅葉狩りも良い
ものです。
頂上から裾野に除々に色づく、錦秋を楽しみたいですね!