ミャンマー軍事政権治安部隊による反政府デモ制圧を
取材中に死亡した映像ジャーナリスト・長井健司さんは、
至近距離でほぼ正面から治安部隊員に銃で撃たれたと云う・・・
自らの命の危険も省みず、現場で報道写真を撮り続ける
プロ魂には頭が下がり、その痛ましい死を残念に思います!
日本政府はミャンマーに厳重抗議し、謝罪と真相の解明、
遺族への補償、犯人の逮捕と厳正な処罰を要求し、
邦人保護に一層努めるべきと、厳然とした対応を求めている。
このニュースを聞いて、古いところでは、有名な戦争写真家
の故ロバート・キャパのや沢田教一名前を思い浮かべ人も
いるのではないでしょうか・・・
キャパ「ノルマンディー上陸作戦」
戦争の最前線で生死を分ける迫力のある映像は、戦慄を
おぼえ、みる人の心に強烈なインパトを与えます。
沢田教一「安全への逃避」ピュリッツアー賞受賞
今を・・その一瞬を・・永遠に残したい・・・
生と死との隣り合わせ、喜び悲しみの表情さえない、
素のままの究極の人間像・・・
キャパの傑作「ノルマンディー上陸作戦」
沢田は「安全への逃避」等がありますね!
キャパは「戦争写真家の切なる願いは失業だ」と云う。
キャパは地雷で沢田は狙撃され命を落とす。
いつの世にも愚かしい戦争を反対し平和を願いながら最前線で
取材する人の存在を忘れてはいけないと思った事件です。