蝿が一匹さっきから頭の回りを飛んでいます!
蝿叩きを手に持つと、どこへともなく、すっうっと
いなくなってしまいます。
しばらくすると、また、どこからか飛んできます。
又、蝿叩きをもって・・・
「なんや、にぶい、おばはんやな!こっちや、こっちやで!
そんな手つきでは、わいを殺せまへで・・・」
「なぬ! 絶対叩きつぶすわよ~」
何度も繰り返してまさに、「五月蠅い」(うるさい)のです。
気になりだすと、仕事も手につきません。そんな経験
皆さんありませんか?
「やれ打つな蝿が手をする、足をする」蝿が手足をこすって
いるのは、塵や埃を取る為なのだそうですが、蝿叩きで
殺されることを恐れ、手を合わせ懇願しているように見えますが
蝿は不衛生で、やっかいものです。
しかし「一寸の虫にも五分の魂」 虫よけ等、様々な薬もあり、
殺さず、外へ追い払うだけにした方が良いのかしら?
「どうして蝿なんかに生まれてきたのだろう?」と蝿の、
ぼやき声がきこえそうです!
歓迎されず、嫌われものの、蝿に少しだけ同情しています。