GOSEO BLOG

2-0が怖いのではない、お前達の勘違いが怖い

日記

2023-04-09 23:14:31 | 日記
録画してあった世界サブカルチャー史(NHK BSP)をみた。ちゃんとデトロイトテクノにも触れてくれてよかった。この番組のプロデューサーも欲望の資本主義と同じテレビマンユニオンの高橋才也さん。 

今日の湘南ベルマーレはFC東京と引き分けた。いまやFC東京と普通に引き分けられるようになった。DAZNの湘南戦の解説は水沼さんか福田さんが担当することが多いが、この両名とも湘南の事が好きなのが伝わってくるのでうれしい。今日の福田さんは永木を評価してくれた。

夜は柏対鹿島の試合をみた。負けた鹿島サポがスタジアムに居残り。彼らは前節もバスを囲んだようだが、常勝と呼ばれるチームのサポは負け耐性が低い。

ポエム感溢れるアントラーズ岩政監督のあの感じ、水曜のルヴァンでアビスパの長谷部監督から叱られたことも含め、司馬遼太郎曰く精神論は無能の隠れ蓑と言ったが、あの排気量足りてない感じは自分自身に近いところがあって、勝手にいたたまれなくなっている。

毎週日曜に日々の生活をvlogで更新しているyoutubeチャンネルをみている。この人はこれまで大阪の西区に暮らしていたが2月から北摂地域に引っ越した。近所の散歩やスーパーへの買い物の場面が、以前の西区(九条近辺)の時の殺伐とした風景のほうが味があって好み。街の感じって結構影響が大きいのだなと改めて思った。

亡くなった坂本龍一の作品で好きだったのは、ソロやピアノ曲よりもアイドルに提供した作品たち。子猫物語が真骨頂と勝手に思っている。大貫妙子のくすりをたくさんは編曲だが、センス溢れるBメロの「どんなことを見ても当たり前とおもっちゃだめ」のところは坂本さんが作ったのではないか。

日記

2023-04-09 10:19:29 | 日記
昨日、録画していたザ・ノンフィクションをみた。老舗洋食店に就職した3人の若者(男性1名、女性2名)のドキュメント。

1年半経過したところで、男性が店主に辞めたいと言った。理由は自分の時間が取れず、料理が嫌いになりそうだから。週一日の休みでは辛いと。

店主は当然引き留めた。そんなんじゃどこに行っても同じだぞと。しかし若者の決意は固く、彼は店を去った。

半年後その青年の状況は、新しい転職先のイタリア料理店でホールスタッフをしており、休みの日にはフットサルを楽しんでいた。

いままでの私であれば、この老舗店主側と意見が近かった。でも最近はこの若者のほうが正しいのでは、と思うようになった。

かつてC大阪のフォルランが日本のサッカー選手をみて、苦労すること自体が目的になってしまっている、みたいなことを指摘していたの思い出した。

たしかに、様々なものを犠牲にして修行して力をつけるのが今までの正解と思う。ただしそれが行き過ぎて、犠牲を払うこと自体が目的になってしまったり、理不尽な我慢を続けることに疑問を抱かなくなってしまうのは本質を見誤ってしまっているのではないか。この青年が週末にフットサルを楽しんでいる姿を見て、自分自身を振り返ってしまった。また、老舗店主自身も「自分は間違っているかもしれない」と自問自答していた。

女性1人も辞めるかどうか悩んでいた。落ち込んでいる彼女に対し店主が「わかりやすく落ち込んでいる姿を周囲に見せているようじゃだめだ。辞めるのはいいが、この店で何かを成し遂げてみせろ」と発破をかけていた。甘えるな、という指導もわかるんだけど(私がここ十年実践してきたアドラー心理学はこれに近い)、、その女性は心療内科に連れて行ったほうがよいと思えるような落ち込み方をしており、実際にその後過呼吸を起こして倒れ、退職という形になった。

厳しい環境から若者が逃げ出すみたいな物語はこれまでも同様に多くあったんだろうが、そろそろ真面目に考えたほうがよいと思った。このドキュメントの事例をそのまま使うと、その美味しい洋食ハンバーグを安価でお客様に都合の良い営業日に複数店舗で提供するために、従業員が週1日しか休めず朝から仕込みをしなければならないその構造で本当にいいのか。世間体ドライブとも関連し、私自身の仕事や生活に置き換えて、考えている。