今日は自己嫌悪に陥る悪夢で目覚め、職場でボールをロストしながらも繰り返し苦し紛れのボールキープとパスを出す一日。うっかり自尊心に目が向くと怒りが沸くためサイボーグの面持ちでコトにピントを合わせ続けた。
日曜に読んだ山本七平の一冊は、全編自己嫌悪で構成されていた文章なのかもしれない。自転する組織の中で「目の前の人の気を悪くしない」が行動原理となり、それに基づき行動した結果何名もの部下が命を落とした。更に戦後の収容所の食堂で見たかつての将官たちは、おそらくその自己嫌悪すら持ち合わせていないという絶望。