オリンピックの開会式をみた時に我々の世代ではまともなのが作れなかったと書いたが、文春の記事を読むと当初のMIKIKO案なら結構いいのができてたと思う。世代ではないなと一旦思ったが、上位層のごり押しをはねのけることができずどいひーなものを作ってしまったのはやはり、我々氷河期世代の実力だろう。
開会式で小池百合子がごり押しで入れたという江戸の火消しを見た時私の脳裏にはこれが浮かんだのだが、私と同世代(あるいは少し上)ならわかると思う。右翼のドンが毎日テレビで「一日一善」と声を張り上げているのは今考えるとコンプライアンスもへったくれもなくてすごい。
先日の開会式でも白鳳が大太鼓を打ってサルが火消しを踊って行進すれば動物まで含めた多様性を演出でき、一方我々はそれを見て笹川会長のCMを思い出すというハイコンテクストな楽しみがあってよかったのではないか。
明日から夏季休暇に入る。ここでぶちっとスイッチオフにすると休み明けがやばいので一日一善の精神で一日一サギョウする。界王拳の普段使いを解決する算段も真面目にたてねば。