筑西の里山 五郎助山&丸山 スタッフブログ

「NPO法人里山を守る会」のスタッフが、行事予定、活動報告、里山の自然など、旬な情報をお届けします。

植物観察会

2012年10月21日 | 自然体験活動

小幡先生を講師にお迎えしての植物観察会が
好天のもと,無事終了しました。

大勢の方にご参加いただくことができ,
スタッフも大喜びでした。

理事長挨拶

小幡先生のご挨拶

 

観察会開始

<木の実・草の実いろいろ>

まずはドングリから。
昨年はさっぱり落ちなかったドングリですが
今年はたくさん落ちています。
コナラが多く,クヌギは少ないです。

先生が持っているのは,貴重なクヌギの実

 

8月にはこれくらいの大きさでした。
クヌギ(真ん中あたりに映ってます)

コナラ

 

今ではこんなに大きくなって…

 

次はガマズミ。


「ガマズミです,
食べられるので試食してみよう。
里山の木の実の中ではおいしいほうです。」
との説明に期待いっぱいで食べてみた・・・
結果は???
すっぱ~~~い。

 

ムラサキシキブ(里山に自生しています。今年は実がとても少ないです。)

 

こちらはコムラサキ。植えたものかと思われます。(撮影は9月)
コムラサキのほうが実がたくさんなっていて豪華な感じで,
名前が逆なんじゃない?との声も…

 

カナムグラ
ビールの原料のホップの仲間だそうです。

 

 

コマユミ。五郎助山唯一の株

 

 

小道にはチカラシバやカゼクサ。
(写真は撮りそびれましたが,農道などで,
 どこででも見られる草です。)

「チカラシバの穂を手の中で丸めてみて」
と小幡先生に勧められてやってみると…

 


かっ,かわいい!!
手の中に小さな生き物がいるみたい。

 

 

 

次に,林縁に目を向けます。

ススキとアブラススキを観察中 


手前がススキ,向こう側がアブラススキ。
名前は似ていますが,穂の形がだいぶ違います。
五郎助山で,仲良く並んで穂を垂らしていました。

 

さて,これで半分終了。

残りは次回に続きます。

次回は,「ひっつき虫」がたくさん出てきます。

 

植物観察会では通りませんでしたが,
雑木林の散策路は,今,こんな感じで,
葉っぱがまだ元気な緑色。

でも,じっとしていると,
コン,コロリ,とドングリの落ちる音が聞こえます。


黄色い葉っぱがはらりと落ちてきたり,
秋が深まってきたのは確かです。

小鳥の声もにぎやかです。

皆様,どうぞ,普段の五郎助山にも足をお運びください。

 

 

 



 

 

 

 

 

 

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2 コメント

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Unknown (ゆきじい)
2012-10-24 07:35:55
とても良い写真で、和やかな観察会の雰囲気が伝わってきます。コメントもいいですね。

品のあるブログと感心しています。

身内がいうのもなんですが・・・・

でも、とてもいいです。
返信する
身に余るお言葉 (おおくぼ)
2012-10-24 22:05:27
ありがとうございます。

恐縮して,
小さくなってしまいます。

アップするのが週に1~2回がせいいっぱいで,
申し訳ありません。

(是非,ネタの提供をお願いいたします。)
返信する

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