世に、キク科の黄色い花が多いことに、改めて気付かされます。
野草も含め、園芸種、それが野生化したもの、帰化植物等、様々な花があります。
園芸種を中心にお見せしましょう。
いきなり園芸種ではありません。
「ツワブキ・石蕗」です。
この花を見ると、季節が変わったことを感じます。
晩秋から初冬の花だと思ってます。
海岸線に多く見られる花でした。
私の田舎は山菜系はあんまり食べないのですが、この石蕗の新芽は食べました。
灰汁抜きをして、煮染めてましたね。
食感は蕗というより、蕨に近かったかな。
「ガイラルディア」別名「天人菊」
夏の初めから、よく咲いてくれました。
「ガザニア」です。
勲章菊という別名があるようですが、この形状を見ると納得です。
他の色もありますよ。
「ヤナギバヒマワリ・柳葉向日葵」
黄色い花にありがちな暑苦しさがなく、すっきりとしてますね。
「マーガレットコスモス」
「ユリオプスデージー」
このふたつは、花だけ見たんじゃまったく区別ができません。
葉に大きな違いがあります。
ユリオプスデージーのほうが、銀葉です。
どちらも露地植えしてても、冬場でも花が咲いてたりします。
次の写真を見てください。
近所の空地に放置された2枚の板の間から出てきた「ルドベキア」の花です。
ルドベキアにもたくさんの種類があるんですよ。
半野生化してて、初夏から咲いてるものとは葉も違うし、茎に銀色の繊毛も生えています。
種類を特定することは出来ませんでした。
2枚の板の隙間から射すわずかな光に向かって逆境を物ともせず出てきたんでしょうねぇ。
金子みすゞの「明るいほうへ」を彷彿とさせます。
それに目を留める悟郎さんの視線もさすが!
見落としたくない風景ですよね。
このルドベキアの頑張りに教えられるものがあります。
悟郎さん、私、乙女の頃から大口開けてガハハ笑いするオンナだったんですが。。。
オンナ捨てるって言うか、オンナである事忘れちゃってます。
皆にダメ出しされてます。
そこにはどんな進化の秘密が隠されているのやら。
マーガレットコスモスとユリオプスデージー、
しっかり区別ついているつもりでしたが、ほんとだ!
花だけ見るとそっくりですね。
私は意識しないで全体像を見て判断していたようです。
お隣の庭でどちらも年中花をつけています。
わが家のマーガレットコスモスはいつの間にか瀕死の状態(;;)
宅地跡の、ちょっと広めの空地のなかで咲いてました。
張られてたロープをくぐって撮りました。
こういう光景って、ついつい愛しくなってしまいます。
ちょっと遅れて咲き始めたんだから、頑張れよって、声かけてきました。
豪快に笑うちょびママさんは、まわりを明るくしてくれるんでしょうが、まだ若いんだから、オンナを棄てちゃいけませんよ!
ポージィさん
黄色は、同じ面積なら大きく感じるんだそうですよ。
信号の黄色も、そのために「注意しろ!」ってことで使われているんだそうです。
植物界でも、ここにいるぞって主張するために、黄色い花が多いでしょうかね。
低木のマーガレットコスモスとユリオプスデージー、知ってるものにとっては区別できますが、知らないと同じ花と思ってる人も多いじゃないかなと思って、並べてみました。
ポージィさんちのマーガレットコスモス、愛情過多なんじゃないですか。
ほったらかしにするほうがいいかも知れませんよ。