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goro's 花 Diary

東京の街を彩る花たちを追っかけています。

石蕗

2005年11月26日 | 05 花たち


私にとって晩秋の花といったら、やっぱりこれですね。

「ツワブキ・石蕗」です。
葉が艶々した光沢をしてる、蕗ににたもの、艶葉蕗からが名前の由来のようですが、なんで石蕗の字をあてるんだろうか。

海岸近くに自生してることが多いようで、確かに故郷でも海の近くにたくさん咲いていたように思います。

どこからみても、キク科の花ですよね。

ポージィさんからの情報ですが、佃煮のキャラブキは、このツワブキの茎を使って作るのが正式らしいですよ。
もちろん、新芽でです。
現在キャラブキの佃煮として出回ってるものは、当て嵌まるかどうか怪しいようです。
普通の蕗だったりしますから。
茎が空洞になってるのは、蕗です。

私の田舎では、普通の煮物として食べました。
油揚げと一緒に煮て、山菜感覚かな。

 


天狗の団扇

2005年11月18日 | 05 花たち


ちょっと前から「ヤツデ・八手」の花が咲いてますね。
冬場に咲く、特に昆虫たちにとっては大切な花のようですよ。

葉っぱが独特ですから、誰だって知ってますよね。
庭の一角に、自然にあるって感じでしたものね。
「天狗の葉団扇」という別名には、頷けますよ。
天狗と八つに裂けた団扇は、セットになって刷り込まれてますものね。

近寄って見ると、なかなか可愛い花です。
お星さまもいたりして・・・


大人のサルビア

2005年11月03日 | 05 花たち


10月8日の記事「ビロードの手触り 」で、「サルビア・ブキャナニー」の花を紹介いたしました。
そのときに調べて判ったんだけど、一言サルビアと言っても、物凄い数の種類があるんですよ。
900種類くらいあるらしいですよ。

ブキャナニーに続き、今回もちょっと珍しいサルビアです。

シソ科サルビア属の「サルビア・インボルクラタ」です。
サルビアの仲間としてはかなり大き目、1,5mほどの潅木です。

初めての出会いの日から、順を追って紹介いたします。


10/16


10/19


10/21


10/24


11/2

ピンクの球状をした苞葉のなかから、蕾が顔を出し、次々に花を咲かせます。
最初に見たとき、これはひょっとして果実?かと思いました。

堂々とした花姿には、大人の風格がありましたね。

先端まで開くのを待ってから紹介しようかとも思ったのですが、それだといつの日になるか見当もつきませんので、このあたりと切りをつけました。

初対面の花に出会うと、やっぱり嬉しいものですね。

インボルクラタか・・・
憶えられるかな。

【追記】
「サルビア・インボルクラタ(Salvia involucrata)」は、学名がそのまま花名になっていますが、「involucrata」のカタカナ表記、今回は「インボルクラタ」としましたが、「インボルクラータ」、「インウォルクラータ」、「インヴォルクラータ」などがあります。
ヒット数は、「サルビア・インボルクラータ」がいちばん多かったです。

英名は「ローズリーフセージ(rose leaf sage)」。


山ホトトギスほしいまま

2005年11月01日 | 05 花たち


あなたは秋の花では、何が好きですか?

私は即答できます。
ワレモコウとホトトギスです。
どちらも少々渋めの花だとは思うのですが、そこがまた魅力でもあります。

今回は「ホトトギス・杜鵑」を集めました。
なにげに見てたホトトギスですが、模様も色も違うものがあるんですね。
お見せします。

白花です。

青い色素、確かにありますよね。

ほんのりとピンク系です。

見つけたなかでは、いちばん赤色が強いものです。

斑点の違いはわかりますよね。
鳥のホトトギスの胸の羽の模様と似ていることが、名前の由来だと言われてます。

種子はこんな感じです。ユリ科です。