「お元気ですか」岡野恵美です

岡野恵美の日常の活動や生活を紹介します。

農家の切実なお話を聞きました。

2012年06月06日 | 日記

6月6日(水)

 Yさんと、2月に開いた西郊地区TPP問題学習会に参加された方に、

学習会の報告書や資料を届けに行きました。以下のようなご意見も

伺いました。

  Aさん「稲作はもうあかんけど放置するわけにはいかんので、つくっ

ているが、一町あたり30万円の赤字になる。ほかの収入で補填して

いる。息子たちは手伝ってくれるが、細かい事はわからない。植えても

日常的にその後の管理をしなければならないからだ。草刈りや土あげ

など、出合でしているがこの作業が欠かせない。一俵あたり2万円あれ

ばなあ」

Bさん「機械が高いが米価が低い。立派な田圃が耕作放棄で荒れてい

るのを見るにしのびない。以前酪農をやっていたが、採算がとれずにや

めた。乳業会社のいいなりで値段が決まる。米にしろ何にしろ農業は、

自分で寝が決められないから、損な職業だ」

Cさん「TPPは世界の流れなら仕方がないが、今回はそれと違う(アメリ

カに言われたからだ)。アジアでも、食料自給率を高める努力をしている

が、日本は食料が自分の国で確保できない」「この国を変えられるのは

、国民。投票率をあげることが必要。共産党の名前を変えて、わかりや

すく例えば国民主権党なら、意図することがわかるのではないか」

「ミニマムアクセス米を断ってODAにまわすべきだ。そうすれば倉庫も

保管料も不要になる。一等米でも置いておけばカビがはえる。倉庫に

天下る役人の人件費もいらなくなるのでは。」

 

 

 

           

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