12月27日(火)
わが家の孫は一浪し、今年は名古屋の予備校で学
んで来年1月の試験をめざし猛勉強をしています。
今朝は自宅で英語のリスニングをしていて、久し
ぶりにゆっくりしていましたが、自宅を出る直前に
乗ろうとしていた近鉄で人身事故だとか。授業に遅
れないか心配しながら出かけました。
孫曰く、人身事故に遭遇するのは、4月から3例目
とか。理由はともかく度々起こる人身事故で、孫も
内心穏やかではない事は確かです。
昭和初期の頃の話です。私の母の父親(私の祖父)は
精神病を患っていたそうです。当時は精神病を患う
と自宅の座敷牢に閉じ込められていたとかで、母は
自分の父親に腕をつかまれて怖かったことと、便所
の隙間から逃げ出して鉄道(近鉄かも)に飛び込ん
で亡くなったこと。鉄道を止めると多額の賠償金を
払わなければならないなど話してくれました。その
母も数年前に亡くなりましたが、「父親の思いでは
それだけしかない」とさみしそうに言っていました。
私は、病んでいる人が増えているのだと孫に言っ
て送り出しましたが、命の重みが軽くなっているよ
うに感じているのは私だけでしょうか。
今年はロシアによるウクライナ侵略が起き、大勢
の命が失われました。またコロナ禍による死亡。災
害や交通事故、また最近も起きた殺人事件、そして
自殺……。命が軽んじられていると思います。
人々の毎日の、いつもの営みが次の時代をつくり
ます。私は命を守る政治をつくらなければと思います。
(2022年12月27日正午ごろ:自宅から見た風景)