6月25日(火)
一昨日投開票の東京都議選で、日本共産党は17人
が当選し、都議会で民主党を上回って第3党になったこと
は、久しぶりに嬉しいことだった。参議院選挙も、頑張って
この流れでいきたいものだと思う。
そして、これを契機にこの流れを太く大きなものにしていか
なければと思う。
私が市議から国政選挙の候補者になったのは、党が躍進
したあとの、1999年のことだった。
小選挙区制になって二回目の選挙だった。それ以来党は伸びず
苦しみの連続だった。なかなか本当の改革ができなかった。
振り返ってみれば、私の二十代の頃から、党は国民こそ
主人公の政治を求め、田中角栄の金権政治の批判や、
民主主義をゆがめる選挙制度(小選挙区制)への反対運動
を行ってきたが、それが当時の民主勢力の力の弱さもあって、
財界主導で自民党、公明党の思うままにすすめられ、二大
政党制の流れがつくられ、そして破局。第3極政治へ。
そして現在の混迷する政治状況となってきていると思う。
いずれにしても、今の自公政治では、大方の国民の暮らし
や将来生活が、混沌とする政治に翻弄され、平和が守られ
ないことは確かである。昨日も選挙制度「0増5減」の茶番
が決まってしまった。
「日本国民が主人公になる本当の民主主義」を、国民が空気
のように当たり前のように吸えるようにしていかなければ、その
ためには党を大きくすることが何より大事だと思う。