1月31日(火)
2008年にノーベル物理学賞を受賞した名古屋大学特別教授
の益川敏英博士の「学問と平和について」の講演会が、三重大
学の講堂で行われたので、参加した。主催は同大学。
冒頭、先生のお母さんが白子の方だとのお話しからはじまり、
しばし脱線をするからと、コーディネーターの先生が間に入って
ノーベル賞講演会で戦争体験を語ったことなど、「科学者である
前に人間であれ」と、益川博士の恩師である坂田教授の言葉を
かりて、ご自身の思いを語られました。最近防衛省がお金を出して
研究をさせようとしていることが、ベトナム戦争でのアメリカ
の軍事研究のやり方と同じなど、危険性をお話しされました。
研究者にたいし、市民が疑問をなげかけること。市民運動で
戦争研究をしないでほしいと言わないと、安倍政権はかなりいき
すぎている、中国もまたそう。と、平和の国際世論を顕在化し
ていくことを訴えられました。
講演が終わられてからご一緒に写真を撮っていただき
感激です。