12月27日(金)
先日、山本里香県議とともに性暴力に関する法改正の見直し
を求める訴えを、当事者さんからお聞きしました。
新日本婦人の会役員さんのご紹介で、当事者の女性とお母
さんとお会いしました。この女性は治療中とのことでしたが、
勇気を出して社会に訴えておられました。
2017年に110年ぶりで刑法性犯罪法が改正され、名
称が強姦罪から強制性交等罪に。犯罪の定義が拡大、処罰規定
が厳しくなったこと、被害者が告訴しなくても強制性交等と強
制わいせつの事件の認定をもって、検察は起訴できるようにな
ったこと。18歳未満の子どもを監督保護する親や児童養護施
設職員など、その影響力に乗じて性交・わいせつ行為をしたも
の処罰できるようになったことなど前進しました。
しかし、それでは不十分で、性交同意年齢や公訴時効、暴行
脅迫要件、地位関係性など積み残された課題があることから、
2020年の見直しの際に、しっかりと見直してもらおうと
行動しているとの事でした。
日本の性犯罪の規定は海外より遅れているとのことでした
が、その根本には対等平等の人としての尊厳を守れる政治が
あるかどうかだと思いました。
なお、1月11日(土)午後1時から3時 津駅東口で
フラワーデモみえのサイレント・スタンディングが行われ
ます。ご参加ください。