4月30日(土)
きょう、「沖縄の心を聴く会」が開かれて、あの「戦場ぬ止み」で
辺野古新基地建設反対運動のリーダーとして頑張っていた山城
博治(ヒロジ)さんのお話を聞いた。
米軍基地のゲート前で、ヒロジさんが先頭にたっていた闘いは、
裁判闘争に移って、いま一時休戦状態。
この間に全国を駆け回っておられるとのこと。
この集会は、三重県津市の造船所でつくっている埋め立ての
土台となるケーソン(52メートル×22メートル×24メートル、総
重量7400トンもある鉄筋コンクリート製の巨大な箱。)の建設
に反対している辺野古のケーソンを作らせない三重県民の会
が開いたもの。会場はほぼ満席。
ヒロジさんとツーショット
私は、 ヒロジさんにお会いできてとても感動した。
沖縄の基地反対闘争は、米軍基地のゲート前にたちはだかる
人々を、県警やガードマンがごぼうぬきに散らす場面とか、
海上保安官と、反対派の住民が、小さな漁船やカヌーで対峙
する姿とか、激しいぶつかりあいがあって、実は私はこういう光景を
見るのが嫌だった。だから、きのう「戦場ぬ止み」を見て、むなし
さで胸がいっぱいになっていた。希望があるのかとの疑問も持った。
でも、今日ヒロジさんのお話を聞いて、闘いの後で、みんなで
踊ったり、歌ったりするのだ。たたかいは「しなやかに」と言われ
た。ゲート前でも「けがをしないように。力をぬけ。」と言っている
との言葉を聞いて、ホットした。戦場は止められるとの希望が
わいてきた。
いま全国で、8か所から沖縄に埋め立て土砂を搬入しようと
しているが、どこでも土砂搬入反対運動がおきている。沖縄の
闘いも本土の闘いも同じだと言われた。沖縄と本土が連帯
して、米軍基地をつくらせないことに確信が持てた。
そのためには、安倍政権を参議院選挙で倒そうと心から思う。