おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

ぶどう狩り

2011年10月15日 | Weblog

午前6時の気温は、プラス9度。小雨がパラついていて、気温は高いものの肌寒い感じのする朝でござる。風邪引いたかなぁ?

きのうは、ハニーさんと真狩の義母とともに、50キロほど離れた余市町へ行ってまいりました。懸案だった「ブドウ狩り」でござる。実はおぢ、ブドウ狩りなんぞというもん、生まれてこの方、経験したことがござりませんでした。嬉し、恥ずかしの初体験でござる。

訪ねた、なんちゃらいう観光農園では、もう今週末が今年のブドウ狩りの最後とか。で、ひとり700円也をお支払いして、園内へ。広いブドウ畑ですが、お客はもうほとんどおりません。

果物狩りのシーズンも、最後ってことだなぁ、となんかしみじみ。巨大なシートで覆われたブドウ畑は、風もなくたいそう穏やかでしたけどね。

そして、この農園では、枝にぶら下がったブドウを一粒づつもぎ取って食べるのです。こういうの、当たり前か? 初体験ゆえ、枝ごと折り取るのかと思いましたけど… 木が傷むゆえ、そうするのだそうな。

なんか、贅沢な感じ。で、4種類ほどのブドウを食べてみたのですが、「ポートランド」という品種のかなり熟したものが、とりわけ美味でござった。

こりゃ商品として運んだりするのはムリって感じの完熟ブドウがなっておるのよ。そのお味はというと、果糖のようなジュースをそのまま口に頬張る感じ。甘いのなんの、チョー美味でござった。

こういうことは体験してみないとわからんもんです。っていうか、ブドウを舐めてはいけませんです。高級な砂糖菓子をいただくような熟れたブドウ、初めて食しましたです。美味かったなぁ。

スーパーなんかでは食べることのできない、高級ブドウだと思いましたです。食べた数からいえば、とても、元など取れませんですが、初体験のチョー美味ブドウに大感激でござった。何事、体験してみないとわからんもんですなぁ~


穏やかな秋の一日

2011年10月14日 | Weblog

午前7時の気温は、プラス1度。冷えた空気が何とも心地よい。吐く息も白くて、胸に入る空気も一段と澄みきった感じでござる。

とにもかくにも、いい朝でござる。きょう日中は、気温も20度近くまで上がるそうな。この秋最後の行楽日和かなぁ。仁木町や余市町の果物農家では、今週末あたりがぶどう狩りも最後らしい。

ってことで、きょうは義母が予てから希望しておった「ぶどう狩り」へ出かけまする。ひとり700円のぶどう狩り、そんなに食べることなどできないわけで、とても元など取れませぬ。ま、義母孝行ってことでござる。

きのうは、写真のように、薪割りしたあとに出てきた木の皮やらをストーブで燃やしながら、ハニーさんとコーヒーなどいただきましたです。

小春日和の夕方に、ストーブで暖を取りながらのコーヒー。たいした美味かった。11月にまたやってくるという東京の旧友Tにも、こういう山暮らしの楽しみを教えてやらんといけませんです。

さて、尾瀬国立公園の4割を所有する東電が、管理を国に依頼するのだという。まことに結構でござる。尾瀬の管理には年間2億円もかかるそうな。

でもって、この2億円と、所有しておるこんだけの土地は、「総括原価方式」でコスト、原価などに含まれるゆえ、すべて電気料金を計算する基礎になっておった。ま、手放すのが順当ってことでござる。

また、朝日新聞によると、東電は、国から求められた強度解析と補強工事を、福島第一原発で、していなかったことが分かったそうな。つまりは、2006年に改定した新しい耐震指針に沿った工事をしていなかったのだという。

保安院によると、原子炉の核分裂を調節する制御棒関連や配管など1~6号機の重要機器約600点以上で作業をしていなかったそうな。

いやはや、どもこもならんです。原発事故の前までは、「世界の東電」とか言われておったけれど、実態はまことにお粗末、いい加減な企業でござる。

それもこれも、地域独占企業だから、企業努力も何もしてこなくても、黙って儲かったためじゃ。企業努力なんぞという言葉なかったろうし、必要もなかったってことだろう。

ここは、トットと発送電分離をはじめとした、規制緩和を進めて、新規参入が可能なシステムにしないと、どもこもならん。だれもが気軽に電力産業に新規参入できるようにしないとねぇ。

そうなりゃ、原発を立地しておる地域に、再生可能な風力、波力発電なんかを誘致して、こういう発電にこそ補助金出して、事実上の脱原発が可能な状況を作り出すことも出来るってもんだ。

原発から脱却しようにも、補助金やら何やらで、がんじがらめ、ズブズブの状況は、ほかの名目で補助金を出してやらんと解決がつきませぬ。

ホンに嫌らしいシステムで原発の立地をしてきたものですなぁ。


出ました!!「放射能つけちゃうぞ」発言は虚報!?

2011年10月13日 | Weblog

午前9時の気温は、プラス7度、晴れておりまする。朝からせっせと仕事しておったもんで、更新を忘れておりましたです。

というのも、昨夜は休肝日明けなもんですから、ビールに焼酎をどっぷり。2連休の休肝日明けは、いつも呑みすぎ。二日酔いに近い状態で、ぼっーとしながら仕事してましたです。

こんなんでいいのか???

こういう休肝日、こんなことでは健康にいいのかわけわかりませぬ。2日間の我慢を重ねたもんだから、ブチ切れる感じで呑んじゃうのよねぇ。

酒飲みというのは、困った生き物じゃ。時にはキレたり、前後不覚だったり。人間関係の失敗は、ほぼ酒ってことでござる。あれこれ過去のことなど思い出したりしてると、頭痛がしてきましたです。

さて、上杉隆さんの「鉢呂前経産相の『放射能つけちゃうぞ』発言は虚報だった!」、読みましたぁ?

冒頭部分は以下のようじゃ。

「放射能と言った記憶がないのです。確かに相槌を打ったような気もしますが、それもはっきりせず、自分で言ったような記憶はない。私も長年政治家をやってきていますから、自分で言った言葉については大抵覚えております。でも、放射能という言葉自体、あまり使ったことがありませんし、放射性物質などということはありましたが、なにしろ記憶にないのです。でも、優秀な記者さんたちがみんなそう報じるので、どうしてなのかなと思っておりました」

「結論からいえば、鉢呂氏は『放射能』も『つけちゃうぞ』も発言していない。発言のあったとされる当日、東京電力福島第一原発所の視察から戻った鉢呂大臣(当時)が、赤坂宿舎に集まった4、5人の記者たちと懇談したのは事実だ。だが、防護服を着用したままの鉢呂氏に『放射能』という言葉を使って、水を向けたのは記者たちのほうであり、それに対して、鉢呂氏は何気なく相槌を打っただけというのが真相なのだ。」

たぶん、これが真実でござろう。北大出身で、田舎の農協職員から国会議員へというのが、鉢呂さんでござる。はっきり言って「棚ぼた大臣」、有頂天だったのは容易に想像できる。

そんな田舎議員を小バカにしたのが、経産相担当のお子ちゃま番記者たちでござる。東大卒か、早稲田の政経卒か分かりませぬが、舐め腐っておるのじゃ。

そして、上杉氏はこうも述べておる。

「鉢呂氏は、大臣就任前から一国会議員として福島県に通い、放射線量の測定や、小学校や保育園の除染の徹底、そして暫定基準値の20ミリシーベルトから1ミリシーベルトへの引き下げを訴え、菅首相(当時)に直訴していた数少ない政治家の一人だったからだ。」

「大臣辞任直前には、『鉢呂氏を辞めさせないで』という署名運動が福島県内で始まっており、まさに『死の街』という事実をきちんと告知してくれたことへの感謝の言葉すらあったのだ。」

何してんだか、ニッポンのマスコミ、呆れますなぁ。「覆水盆に返らず」ってことで、鉢呂さんが大臣になることはもうありえませぬ。すっかり極悪人となっておる小沢一郎も同様か?

ニッポンのマスコミ、果たして健全と言えるのかどうか、たいそう疑問でござります。眉に唾つけてニュースはチェックしないと、どもこもならんです、ハイ!!

 


この秋一番の冷え込みじゃ!!

2011年10月12日 | Weblog

午前6時の気温は、な、な、なんと零度。この秋一番の冷え込みでござる。おぢの愛車バモスも、ハニーさんの愛車レガシーも屋根は、真っ白。

どうやら霜が降りた気配でござる。なんだ、かんだ、寒い訳だ。そんなことで、室内では薪がぱちぱち音とたてて、燃えておりまする。

今年はしっかりした薪小屋で、ちゃんと乾燥した薪ゆえ、燃え方がちゃう!! 外に積んで、ブルーシートかなんか掛けておいたものとは、乾燥の度合いが違うんだなぁ。

というとこで、今年の我が家の薪は、まことに効率よく燃えるのでござる。湿った薪だと、自身を燃やすのにエネルギーがとられて、さっぱり温かくならん。

不完全に乾燥した薪は、ムダに燃えるだけ。まことに不経済でござる。大事に使いたい薪ですが、我が家の一冬分の購入費用は、わずか2万円に満たないことになっておる。

もっとも、薪を切って、割って、積んでという、一連のしんどい作業経費などなどは丸きり入っておりませぬ。ということで、灯油の5分の1以下のコストじゃ。

おまけに、ほんわりと包み込むような温かさは、灯油ストーブでは味わえませぬ。いいどぉ!!薪ストーブは!!

そんなこんなのきのう、札幌の旧友Sから電話でござった。その内容はというと、当ブログが「暗くてどもならん」「元気ださんかい」ということ。ようは、たいそう叱られたのじゃ。

まだ秋も深まっておらないので、そんなに落ち込んでいるわけでもないのだけれど、読む人が元気がなくなるブログではどもこもならん。心を入れ替えて、精進いたしまする。スマンねぇ。

さて、呆れました。年金支給年齢を68~70歳に引き上げだそうな。いまちょうど50歳の方から、70歳での年金支給を検討だそうな。

欧州で、こんな案が出たなら、もうそれだけで暴動だろう。若いころからデモなんぞで暴れたことのない今の50代、完全に狙い撃ちでござる。

大体にして、67とか68、ましてや70歳では、生きてない人がごっちゃりじゃ。年金積立て損しちゃう感じでござろうか。

酷い話でござる。おぢ世代だって、すでに65歳からの支給でござる。ま、基礎年金分の支給は受けてますけどね。

そういう意味で、おぢの母親世代は、しっかり60歳からの支給で、たいそうよかった。今後、70歳支給となったらどうするの?

企業だって、そんなジジやババを長々雇っていられるのか? それよりなにより、そのことが若い人の雇用に影響しないのか? 

そもそも、年金問題は、消費税で解決するって話ではなかったのか? どもこもならん。とかなんとか書いておって分かったけれど、世間に明るい話などないのでござる。

まぁ、強いて言えば、8点も取っちゃった「ザックジャパン」くらいか。それもきのうは3点取ったところで、安心して、「さんまさん」の番組へシフト。

ハラハラ、ドキドキ感のない、強すぎるジャパンもどうよ? と思う初霜の朝でござる。つまらん話でスマンねぇ~


肝臓も何もお疲れでござる

2011年10月11日 | Weblog

午前9時の気温は、プラス8度。スカッとした青空でございます。デッキはまだ雨に濡れておりますが、きょうはしっかり晴れの一日になりそうでござる。

ここんとこ、呑みすぎやらなにやらで、お疲れのおぢですが、昨夜はちゃんと休肝日といたしましたです。というか、酒を呑む気力、丸きりござりませんでした。

若くないというのは、こういうこと。無茶をしようにも、体力が落ちて、できないのでござる。じみじみ、「じっちゃん」なのでござる。

外見は「おじ様」を気取っておるけれど、実態はというと、ヨレヨレ爺さんなのじゃ。女性を見れば、なんとか一度はお願いしたい、などと思っておったのも、すでに過去のことでござる。

ようは枯れちゃったか、涸れちゃったか。などと、朝から妙に愚痴っぽい。ではありますが、きょうは株価も上がっておって、まことにけっこう。ちょっとづつ元気になってまいりました。

そんなこんなで、薪割りじゃ。おぢは、今日も頑張るぅ!!


なかなか進まぬ薪割り作業

2011年10月10日 | Weblog

午前6時の気温は、プラス12度と温かじゃ。ニャンもデッキでご機嫌でござる。今朝の天気、ちょっと風がありまする。札幌と違って、風のないのが、ご当地の良いところなんだけどねぇ。

今朝は、すっきりした目覚めでござった。昨夜はお酒もほどほどにしたおかげでござりましょうか。呑みすぎはいけませんです、ハイ。

きのう夕方、東京の旧友Tがやってきて、夜は持参した「ちゃんこ北の富士」の「ちゃんこスープ」でお鍋をいただきましたです。

スッキリ塩味のスープは何とも美味。中でも、そのスープと旨みたっぷりの油がしみ込んだ白菜が、たいそういがったのでござる。美味いもんは、人を幸せにしますなぁ。

ところで、ケツに火がついておる薪割り作業ですけど、ようやく3分の1ほどが終了でござる。先行きはまだ長いのじゃ。なもんだから、今日も続けたいところですけど、天気はこれから雨だそうな。

しかも結構強い雨が降る気配だという。晴れの天気が続かない今年の秋でござります。かつてはたいそうきれいだった紅葉も、ここんとこはさっぱり観るべきところがござりません。

赤も黄も、丸きりダメ。ここ数年、目の覚めるような美しい紅葉の秋ってのが、ありませぬ。暖かすぎるのですかねぇ? よくわかりませんです、ここんとこの天気。

さて、きょうのおぢ、これから仕事で余市町へ行きまする。旧友Tは家でうだうだ片づけ作業でござろうか。ということで、朝ご飯をいただいて、シャワーを浴びて、お出かけじゃ。

世間はお休みゆえ、当ブログの読者も少ないことになっておる。そんなことで、またあしたねぇ~


ゲロッゲロでスマンこってす!!

2011年10月09日 | Weblog

いま、お昼でござる。今朝はゲロゲロで、うんうん唸っておって、目が覚めませなんだ。でもそれもこれもようやく回復し、先ほどまで薪割り作業しておりました。

それにしても昨夜は酷かった。何年かぶりに酒飲んで、うだうだくだ巻いて、絡み酒でござった。しばらく静かに反省いたしまする。

ってことで、気分もすぐれませぬゆえ、またあした、ごめんねぇ~


きょうからまたもや3連休

2011年10月08日 | Weblog

午前8時の気温は、プラス7度。ストーブがチロチロ燃えてます。外は雨上がりのような晴れの天気でござる。未明に雨でも降ったのか?

起床は7時でござった。土曜の朝は、前夜にジムでズンバした疲れなのか、なかなか目が覚めないことになっておる。9時間近い爆睡でござる。

そんなことで、けだるい朝なのですけれど、運動した翌日は、頭も身体もスッキリするから不思議でござる。おぢは、札幌に住んでおった36歳の時から、京王プラザホテル地下のジム、ペントセプトに20年通いましたです。

こちらに移住してからも、生協の2階で運動したり、昨年、ホテル「甘露の森」のジムが出来てからは、ここにも通っておりまする。

何度も書きましたけど、運動はなにより心の健康によろしい。若いころは、気持ちが落ち込んだりすると、酒を呑んでごまかしてましたけど、そんなのは百害あって一利なし。

いまでは心がしんどい時こそ、運動じゃ。じゃぶじゃぶ汗かくいて、ハァハァ有酸素運動すると、パァ~と心が晴れてくる。自身の心をコントロールするには、いまや運動が欠かせませぬ。

先年亡くなった母も、倒れて車いす生活になってから、あっという間にボケてまいりました。おぢもこの先、身体が動かなくなったりしたら、いよいよアウト!! ってことでござる。

体調管理を続けて、出来るだけ長く、運動できるようにしていたいもんですけど、どうなるのか。

話は変わりますが、ここんこと、胃の調子が悪くて体調不良だったハニーさん、病院で診察して、薬をいただいてから、よい方向に向かってます。

逆流性食道炎、胃酸過多ってことらしい。ハニーさんの場合、これに偏頭痛が加わるから、さらにややこしい。これが、おぢのいま一番の心配ごとでござります。

さて、きょうはこれから札幌の旧友Iが、Tさん弟とやってきまする。ですから今夜はどっぷり酒まみれ。で、あすは、東京のTもやってきて、またも酒どっぷり。

ことほど左様に、連休は楽しいこともあるけれど、深酒、二日酔いの不健康大会でもありまする。楽しいやら、悲しいやら…

唯一こういうときですかね、若い頃の体力が懐かしいのは… 返せ体力!! 戻れ若さ!! ってことでござります、ハイ!!

 

 


有罪でも無罪でも、政治生命は風前のともしび

2011年10月07日 | Weblog

午前7時の気温は、プラスの9度。写真のように、なんとはなし朝焼けのようでござる。雨上がりが清々しいことになってます。

それにしても、昨夜の雨。バケツをひっくり返したようなとは、まさにこのこと。屋根に叩き付ける雨音聞いていて、何とも怖かったのでござる。

音だけ聞いてたら、この辺りは「水没するんじゃないか」って思いましたです。ここ数年、雨の降り方、異常な気がして、怖くなりまする。

 さて、陸山会事件で起訴された小沢一郎の裁判が始まりましたです。これについては、上杉隆氏の「もはや関係修復は不可能 小沢一郎VS記者クラブメディアの戦い」に詳しい。

記者会見では以下のように述べたのが象徴的でござった。

<実際、日本外国特派員協会の会長でもあったオランダ人ジャーナリスト、カレル・ヴァン・ウォルフレン氏は近著「誰が小沢一郎を殺すのか?」で小沢一郎に対する強力かつ長期的なキャラクターアサシネーション、人物破壊は世界的に類を見ないと言っています。人物破壊とはその人物の評価を徹底的に破壊することで、表舞台から永久に抹殺する社会的暗殺、アサシネーションであり、生命を奪う殺人以上に残酷な暴力だと思います。>

裁判が無罪となるか、有罪となるのか判りませぬが、小沢一郎の政治生命はもはや風前のともしびってことでござる。それがニッポン国にとって、よかったのか悪かったのか…

与党の中枢に居て、官僚の動かし方のイロハを熟知しておる小沢一郎が、もし総理になっておれば、現在の民主党政権の惨状も避けられたかもしれないという思いもありまする。

3人の秘書は「推認」によって、有罪となった。さて今回の裁判も「推認」で、有罪となるのか。「確かな証拠」こそが、裁判における「神様」だと思うけど、どこに確かな証拠があるのかねぇ。

確かに4億円の不可解な動きはあるけれど、どの議員も政治資金収支報告書に問題があれば、修正、訂正してそれで終わり。

それが検察に起訴されて、無罪。でもって、今度は検察審査会で起訴だ。そのあたり、まさにアサシネーション?

 


ニッポン国の総理は、「勝栄次郎」

2011年10月06日 | Weblog

午前8時の気温は、プラス8度。晴れておりまする。きのう夕方は、土砂降りの雨が降ったり止んだりと、変な天気でござった。

そんな中、おぢは10時から午後2時ごろまで、せっせと薪割りにいそしんだのでござる。その間ハニーさんは、病院へ。

ここんとこ、どうにも胃の調子が良くなくて、さらには若いころの偏頭痛が復活だそうな。そんなことなもんだから、すこぶる体調がよろしくないという。

どうやら、食事の後で、気持ちが悪くなることから、胃酸過多との診立てらしい。薬をもらって、しばらく様子を見ることになりましたです。

そのおかげんさんで、ハニーさんはすっかり元気がない。にっこり笑顔が「いつもいいなぁ~」と思っておるおぢまで、胃の調子が悪くなりそうでござる。

つまりは奥さんの妊娠で、夫が想像妊娠してしまうタイプのメンドイ夫婦なのでござります。

さて、きのうは鉢呂さんのことを書こうとおもいつつ、そんなこともすっかり忘れ、結果、チョー手抜きのブログになったのでござる。見出しと中身がまるきり違っておって、スマンこってす。

きょうの見出しの勝栄次郎とは、財務省の事務次官でござる。どうやら、野田内閣の事実上の総理は、この勝さんということらしい。

たとえば、いま大注目の国家公務員住宅問題。朝霞をはじめとして、あっちこっちを凍結だとか、こっちを整理だとか。そこれもこれも、野田総理が財務大臣のころにGOサインを出したものばかり。

それを、自作自演で凍結したり、売却するとか申しておる。野田総理、笑止千万じゃ。財務省が、いまさら、「こんなものいらない公務員住宅」を建設したり、土地を保有したりするには、ちゃんと訳があるそうな。

さきほどのTV朝日「モーニングバード」、出演していた古賀茂明さんによれば、財務省が保有する土地や公務員住宅などの不動産を売り払ってしまうと、「財務省にある理財部というところの仕事がなくなる」からだという。

いやはや、官僚さまはどうにも凄い!! 震災の復旧復興に資する金がないのに、公務員住宅を造ったり、土地を保有する理由が、「理財部の存亡にかかわる」からだというのじゃ。

「省益優先、国民不在」を絵に描いたようは話でござる。そういえば、国は「JT株」「NTT株」「日本郵政株」「東電株」「沖縄電力株」などなどごっちゃり保有しておる。

どれもこれも売ってしまえば、当然のことながら復興財源の足しになる。そんなことは子供でも分かるお話だけれど、これをしないのが財務省。

なんでなかぁ? と思っておったら、株式を保有していれば、「その会社に対する影響力を行使できる」ってことだそうな。つまりは天下りに有効ってことでござる。

何が増税か!! やるべきことに手を付けず、むしろ頬かむりをして増税路線に突っ走る財務省、あまりに酷い。事実上の総理、勝栄次郎は財務省の鑑か知らんけど、国民から見れば単なる恥知らず。

そこに乗っかる野田もあまりに情けない。右だ左だと、ほとんど、どうでもよい政治論争している間に、この国は「官僚が事実上支配する国家」になり果てておる。

自民党も民主党も、官僚にいいようにされておるニッポン国、頭はクラクラ、胃はキリキリなのじゃ。プンプン!!

 


きのう夕方、鉢呂議員、生出演

2011年10月05日 | Weblog

午前8時の気温は、プラス9度。晴れたり、雨が降ったりと、きょうは朝から変わりやすい天気でござる。秋ですなぁ~

きのうはせっせと薪割りをいたしましたです。しんどい作業ではありますが、冬に灯油ストーブをジャンジャン焚いて、外に置いてある490リットル入りの灯油タンクが、みるみる減ってく感じは、どうにも心臓によろしくない。

寒けりゃ、じゃんじゃんガンガン薪を燃やして、半袖Tシャツでアイスクリームを食べる感じがいい。灯油ストーブで冬を過ごす、多くの北海道民には悪いけど。

灯油ストーブではそうはいかんもんなぁ。北海道の灯油価格の指標とされる札幌市民生協の価格は、1リットル84円。これが490リットルだと、4万1千円を超えまする。これが一冬3回は必要ってこと。

その点、薪ストーブなら、一冬分の燃料費は、せいぜい2万円。灯油とは比較にならぬ、お気楽さござる。しかも、薪を燃やして出るCO2は、その木が育ってきた際に吸収してきたC2と相殺されるため、排出量は±ゼロとされまする。

あとはしんどい作業を頑張るだけでござる。ってことで、おぢは今日も頑張るぞぉ!!

ではありますが、きょうはハニーさんの体調がなんだかよろしくない。頭痛はするし、食事を摂るたび胸がむかつくとか。何とも心配でござる。大事な伴侶の体調不良で、気分はいまいちなのでござります。参ったなぁ…

 


東電、経産省のコノヤロー

2011年10月04日 | Weblog

午前8時の気温はプラス3度。寒いで~す。ではありますが、きょうから暖かくなるそうな。そんなわけできょうは、しっかり薪割り作業でござる。

どんどこ冬が近づいておって、「ケツに火が付いてます感」が、じゃんじゃん湧き上がってきておる。あせあせ(^_^;)

顔文字なんぞを使ってみました。単にしてみたかっただけでござる。こういうの「してみる」ってのは、やっぱ、歳ってことでござりますかね、ハイ。

おぢとハニーさん、きのうは小樽の新南樽市場へ買い出しに行きましたです。いつものように朝食用のお魚でござる。

今回は、サケの味噌漬けというのがあったので、試しに買いましたです。先ほどいただきましたけど、これも美味!! 美味いもんは美味いのじゃ。

あと、いつものように「ツボダイ、ギンダラの味噌漬け、ナメタガレイ、ホッケ、サバ塩、サバ味噌」。それに加えて、そろそろ終わりが近い生筋子。計約1万円分の魚を買ったのでござる。

これで、たぶん1カ月半ほどの朝食のおかずなのでござる。で、昨夜はイクラのしょうゆ漬けを作り、きのう届いた新米「おぼろづき」とともに、いただきましたです。これがねぇ、なんとも美味かったぁ。

イクラは、今年第1回目に作ったものが、一番よかったのですが、今回はそれに次いでおる。そのイクラしょうゆ漬け作り、おぢの仕事でござる。

レシピは、以下の通り。お風呂の温度、40度のお湯をボールにとり、イクラが網目から通る大きさの網を用意。その網の上で、手のひらを使って、生筋子をほぐしていくと、ボールの中のお湯に、ポロポロとイクラが落ちる。

ようは網を使うと、たいそう作業が早いのじゃ。で、何度か水を取り替えながらイクラを洗って、水切り。そこへ一腹の筋子に対して、しょうゆ大さじ3杯、煮切った酒大さじ1杯を加えて、朝まで冷蔵庫へ。

食べたときに、舌にイクラの皮が残らずに溶けてしまうのが、極上とされまする。皮が硬かったり、皮が口に残るのは、B級品でござる。

そんなことで今朝は、もちもちした新米にイクラしょうゆ漬け、さらにサケの味噌漬け、加えて網走産のしじみを使った、味噌汁をいただいたのじゃ。

そういうわけで、朝からいきなり至福の時でござった、スマンね。

さて、東電の経営状況を調査する政府の「経営・財務調査委員会」が報告をまとめたそうな。これで、電気料金の決め方がまことに不透明だと分かったそうな。

なんといっても、悪名高い「総括原価方式」で、東電が所有しておる尾瀬の自然とその管理費も、経費として上乗せされ、電気料金に跳ね返っておるとか。

東京都民はそんなこと知らんかったはずじゃ。東電は、「自然保護」を謳って所有しておると言っているそうだけど、なんのことはない、これは経費や資産に含まれるから、電気料金を決める際の原資に含まれて原価を押し上げるそうな。

しかも、この10年間で、電気料金6000億円だかを水増し請求しておったそうな。これって、犯罪ではないのか???

ことほどさように、この「経営・財務調査委員会」は、あれこれ指摘しておるけれど、肝心かなめの「総括原価方式の廃止」「発送電の分離」には、さっぱり踏み込んでおりませぬ。

悪いけど、単なるパフォーマンスでござる。ったくもう、政府や官僚のやることは、こういうこと。一見改革でもしておるかのように見せかけながら、本質的な解決にはさっぱり踏み込まない。

なんのことはない、単なるガス抜きでござる。しょうもないことですなぁ。国民はありとあらゆる改革を進めてほしいから民主党を選らんだのにねぇ…

また、経産相の諮問機関である「総合資源エネルギー調査会」も新たなエネルギー政策の策定に向け動き出したというけど、こちらも怪しいことになっておる。

ここは「2030年の全発電量に占める原子力の比率を50%に引き上げる」とした現行の基本法を見直す議論を始めたのだそうだ。

で、そのメンバーはというと、原発推進派が3分の2を占めておるという。脱原発派は、3分の1ってことだ。やる前から、結論は見えておる。八百長ってことでござる。

こういう「官僚のやり口」が、よくわかるようになったのは、脱藩官僚となどと呼ばれる「岸博幸さん、古賀茂明さん」といった方々が出てきておるからじゃ。

賛成、反対、両者を招いて、いかにもバランスよく諮問委員会、第三者委員会のメンバー構成をしているようで、実は偏った人数構成にして、結論が最初からわかる方式。こういうのを世間では「姑息なやり口」と言いますです。

ニッポンの国策というのは、こうやって決められてきた。しっかり一方に偏った人員構成で、最後は多数決で一方に決まる。そして、その諮問を受けて、政府はその方向に動き出す。なんのことはない、初めに結論ありきの、儀式にすぎませぬ。

公平、公正な論議はしているけれど、結論は初めから見えているってこと。

政府や官僚は、巧妙に責任逃れをしながら、思い通りの方向へ導くというわけ。そうして推進してきたのが原発だ。

そして今回の、「総合エネルギー調査会」も、「エネルギー政策の抜本的見直し」とはいうけれど、3分の2が原発推進派では、結論は見えておる。こいうやり方で進めるのが官僚の仕事ってことでござる。酷いねぇ。

 


羊蹄山が初冠雪!!

2011年10月03日 | Weblog

午前5時の気温は、プラス1度。暗くてよくわかりませぬが、みぞれ模様でござる。室内では、ストーブがチロチロ燃えておりまする。

それにしても、寒いです。写真は昨日午後の羊蹄山でござる。例年9月の下旬に初冠雪するわけで、今年は遅いのかもしれませぬ。

が、雲に隠れた山頂から、かなり下まで雪で覆われておって、なんだか凄い。いつもだと山頂から9合目程度、チョロっと雪ですから、今年は多すぎる感じか。

さて、たいそう面白い現象がアメリカで起きておる。ニューヨークのウォール街に1000人を超える若者が集結し、ブルックリン橋を占拠したり、デモしたりだそうな。

若者たちが配布しているパンフレットには「私たちは99%」と書かれておるそうで、ようは1%の富裕層が米国の全資産の20%を持つという極端な貧富の差に抗議しておるらしい。

このデモ、9月の半ばから続いておるそうな。ツイッターなどで呼びかけた自然発生的なデモだという。いったいアメリカで何が起きておるのか? 我がニッポン国でも怒れる若者たちのデモが起きる時代が来ると、ちょっとはいいと思うのですがね。

 考えてみれば、ニッポンでもアメリカでも、かつては中産階級という人々がたくさんいて、どちらの国も多くの人々が豊かでござった。東西対立、冷戦の時代のことでござる。

ところが、ソ連、東欧の共産国家が崩壊すると、資本主義は大暴走をしはじめた。資本主義の宿命とはいえ、あっちでもこっちでもバブルが発生し、サブプライム問題とか、デリバティブとかなんとか、わけわからん金融商品が売り出され、これを買った国の国家経済までが危うくなる事態が発生した。

そして、この間に、中産階級はニッポンでもアメリカでも激減し、ごく一部の金持ちと、ほとんど貧乏人という、とんでもない構図になりましたです。豊かな国を象徴していた「中産階級が激減」したのでござる。

しかも、気が付けば、夢と希望のあった60年代とはまるきり違う、息の詰まるような逼塞した社会になっておる。ニッポンが元気だった時代を知っておるおぢは、いまの若者たちの閉塞感、酷いもんだと感じまする。

なにせ、車はいらない、金は使わないなどなど、「先行き不安」が、若者をすっかり後ろ向きにさせておる。

それもこれも、延々と続いておるデフレと不況のおかげでござる。なにせ住宅地の地価は20年下がりっぱなし!! これを異常事態だと思わんのかねぇ、為政者は。

国家が大赤字だから、被災地復興にも金がかかるから、「増税やむなし」の声も分からないではないけれど、いまはそんな経済情勢かぁ?

デフレで不況で、増税したら、どうなるの? 財政再建も、待ったなしの状況であることは間違いないけれど、不況下で増税したら、それこそギリシャみたいになるんではないのかね。

ギリシャの問題は、ただでも多い公務員の削減や構造改革を進めずに、単に増税だけやったもんだから、増々事態が深刻になっておる。

我がニッポン国も、国会議員定数の2割削減、国家公務員給与の2割削減などなどしてから、「復興増税」って話ではなかろうか。そうでなきゃ、説得力ってもんがありませぬ。国民に元気が出ませんです。

元経産官僚の古賀茂明さんご指摘の通り、ニッポンには今後、成長が見込める分野がいくつもありまする。「医療」「農業」「電力」など大きな規制緩和さえすれば、新規に産業が生まれ、雇用も、景気も、上向くはずじゃ。

ところが実態はというと、成長産業はいまだに眠ったまんま。既得権者が握って離さず、事態はさっぱり動かない。政治は、ここに手を付けないとどもこもならん。ここを改革しないと、逼塞感を払しょくできませぬ。

さらに言えば、増税しなくていい方法だってありまする。以前から何度も言っておるけど、「無利子国債の発行」もその一つじゃ。

過日の報道ステーション、寺島実郎さんもこのことを指摘しておった。利子のつかない国債を発行すれば、国の負担はない。ただしこれを買った皆さんには、相続税を免除する。

そうすりゃ、タンスや銀行で死に金となっておる、ぢぃやばぁの金が、有効活用できまする。孫に財産を残したい年寄りの金が、日本を救うってわけだ。

国民が参加して、国家財政を救う。しかも増税なし。こんないいアイデアを、国は何で放置しておるのか??? そもそもオーストラリアでは、相続税なんてもんがないそうな。

そこはそれで、格差拡大につながって問題ありだとは思うけど、それに比べりゃ、ニッポンはかなり変。

無利子国債、まことに結構な考えだと思うけど、財務省の猛反発で、さっぱり日の目を見ない。財務省よ、デフレ不況から脱出する手立てをしないでおいて、何が増税じゃ。そんなもん、それこそギリシャの二の舞ではないのか。

とにもかくにも、規制緩和やら何やら含め、景気回復の手立てをすれば、おのずと税収は増えてくる。それでも足りないから増税っていうなら、まだわかるけど。

財務省の手のひらで踊らされ、ニッポン国をギリシャにしかねない危険極まりない単純増税案、この際は、はっきりと「キチガイ沙汰」と申しておきましょう。


冷えましたぁ~

2011年10月02日 | Weblog

午前7時の気温は、プラス2度。ってことは、この秋一番の寒さでござる。それにしても、ちょと寒すぎ。雲に隠れて見えないけれど、お山は初冠雪の可能性大でござる。

雨もポツポツ降ってます。時折、遠雷も聞こえまする。寒々した朝なのじゃ。薪割りも急がねばなりませんけど、この天気ではニッチモサッチモ行きませぬ。

などと書いておったら、ピカッと光って、3秒ほどでゴロゴロいい出しましたです。近づいてます雷さん。なんか怖いですぅ~

と書いて、朝ご飯を食べて、うだうだしてたら、晴れてきましたです。秋の天気は変わりやすい。昔は「女心と秋の空」とか申しましたけど、いまはどうよ?

「君子豹変す」という言葉もありまする。コロコロ態度や言葉を変えることと言われますけど、実はいい意味でござる。

「君子はたとえ過ちを犯しても、素早く善に立ち戻れる」という意味。豹変は、「豹の皮の斑点が、黒と黄ではっきりしている」ってことだそうな。

朝霞の公務員住宅の復活を見直す野田総理、まさに「君子豹変す」ってことでござろうか。それでも、財務省の手のひらで踊ってる感はぬぐえませんけどね。

さて、そんなこんなで、きょうはなにやら体調不良。気分もよろしくない。そんなことですけど、これからシャワーを浴びて仕事しなきゃならん。

ここんとこ、なんだか気分の乗らないわけで、自分で言うのもなんですが、このどアホウブログもさっぱり面白くない。不調でスマン。

やっぱ、ボケが入ってきたかなぁ? 60歳はどう見てもぢぢぃだもんなぁ。きのうの夜、週刊文春「40歳から考える『理想の死に方』」読んだせいかねぇ。

いまが「人生で一番楽しい」などと思っておっても、もう残り時間がないとなると、なんとも落ち込んでまいります。生き物の宿命とはいえ、どよんとなる。

ってことで、すっかりうつ状態のおぢでござった、ゴメンねぇ…


朝霞の公務員住宅、ようやく見直しへ

2011年10月01日 | Weblog

午前7時の気温は、プラス10度。ポツポツと、雨が降っておりまする。なんとはなし、秋の雨でござる。すっかり紅葉が始まりましたなぁ。

ご当地では、あすにも羊蹄山で、初雪、初冠雪だそうな。寒いわけです。寒いのはいいのだれど、雨では外での作業ができずに、たいそう困る。

こんな天気は月曜まで続くそうで、薪割り作業は火曜からでござる。なかなか進みませんなぁ。11月までに終わるのかしらん…

さて、野田総理は、国民から大ブーイングが出ておる埼玉県朝霞の公務員宿舎の建設計画を、ようやく見直す発言をきのうしておる。

こんな、当たり前田のクラッカーに、何で時間がかかるのか。財務官僚のレクチャーそのままに「公民住宅を集約すると全体で15%節約になる」などと、サンプルみたいな詭弁を弄して、国民から総スカンを食っておった。

よくよく考えてみてくださいな。物事には順番というもんがござる。大震災で被災した人々が住む家もなく、仕事もなくて困っておるこの非常時に、のんきに公務員の住宅造っておる場合ではなかろう、ってのが世間常識。

それによりなにより、いまどきそんなに公務員住宅が必要かぁ? 世間では、「社宅」というものが、そもそもなくなってきておるこの時代、おバカなことを言っておるんではないの?

 しかもこの朝霞の住宅については、先の事業仕分けで、枝野さんが胸を張って「中止!!」としたのではなかったのか。

なのに、財務副大臣だった当時の野田総理が、建設へGOサインを出しておったわけで、なんのことはない財務官僚にいいようにされたってこと。財務省の懐で踊っておったってことだ。

とはいえ、それを見直すのだから、そりゃもう世間常識に叶った判断と申せましょう。こんなことで国民が一喜一憂してるって、なんだかなぁ… おかしくないかぁ???

話は変わって、原発じゃ。上杉隆さんがおフランスへ行ったそうな。かの国では、ちゃんとジャーナリズムが機能しておるそうな。

さっぱり情報公開もなく、政府をしっかり追求するでもない大マスコミを、上杉さんは厳しく批判しておる。

「検察当局は、この元秘書による政治資金規正法違反にご執心のようだが、世界が注目している『巨大な犯罪』は別にある。日本社会の目の前に、半年以上にもわたって横たわっている原発事故こそが、世界の関心の的なのだ。」

 「にもかかわらず、日本全体が原発事故、いや原子力ムラの『原発利権』については無視を決め込んでいる。」このあたり、まことにごもっとも。

原発事故の刑事責任を追及する声が、どっからも上がらないのは、どうにもこうにもおかしいんでないの。朝霞の公務員住宅建設問題などで、一喜一憂しておる場合ではござりませぬ。

世界を震撼させた原発事故、これを起こした東電の「巨悪」を、検察庁は放置していて委員会??? マスコミは傍観していて委員会???