午前7時の気温は、プラス3度と冷えておりまする。おまけに冷たい雨がしとしと… 枯葉はハラハラ落ちるし、どっからどう見ても、“晩秋”の趣でござる。
寂しいなぁ~ これまでなら絶好調で、どよ~んと暗くなる季節ではありますが、今シーズンはそうでもありませぬ。若いころは鬱々とした日々を過ごしておったと思うけど。
ようはこんな天気なのに、とっても元気なのでござる。あれこれしなきゃならんことが、ごっちゃりあるせいかねぇ。人間、なにかに追われるようにしておるから、心の健康も維持されるのかもしれませぬ。
おぢの場合、仕事も何もしない「サンデー毎日」になってもうたら、老人性うつ病かなんかになるのかも。とりあえず、いまんとこは、まるきり心配はなさそうです。ありがたい。
さて、新聞によると、内閣府原子力委員会の小委員会が、原発事故のコストを試算し発表したそうな。この中で、「核燃料サイクル」のコストが、使用済の核燃料を地中に埋めて捨てる場合の約2倍になるという結果を示した。
これって、「プルサーマル発電」は、リサイクルにつながるから効率的だと、電力会社やら経産省が言ってきたことが、丸きりウソだったってことじゃ。いやはや、とんでもない。
そもそも、プルサーマルは、技術的に管理がちゃんとできない怪しい代物じゃ。世界を見回しても、ほかにはフランスしかやってない、まことにトンチンカンで危険な発電方法というのが定説でござる。
もっとも、日本開発はいまも「ウラン燃料と大きな差がなく、ウラン燃料と同様に原子炉の安全性を確保できます。」とのたまっておる。
そんな安全なもんなら、なんでベルギーやイタリア、ドイツ、オランダ、スウェーデン、ドイツ、スイスでは止めてしまったのか。
それを北電は、当初の計画では泊原発3号機でやろうとしておった。さらに困ったことに、建設は中断しておるけれど、青森県の大間原発では、このプルサーマル発電しか予定していないのでござる。
いまやニッポンとフランスでしか進めていない「プルサーマル発電」だけど、それが経済的にもメリットがないと、内閣府原子力委員会の小委員会で試算されたわけ。
プルサーマルは、もう止める潮時!! 不毛な論議は止めにしてほしいけど、この利権に群がる人たちが、おバカなシステムを延々と続けるのでござろうか。困った国じゃねぇ…