おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

「日米地位協定」何だこれっ?

2006年01月05日 | Weblog
        (やっと雪が多くなってきた札幌の街)


神奈川県横須賀市で派遣会社員の女性が殺された。
殺したのは米空母の乗組員だそうだ。
でもって、日米地位協定とかで、日本側に捜査権はないのだという。
変でないかい?

ニッポン国でニッポン人が殺されて、捜査権がないんだよ。
開発途上国の話じゃない。
いくらアンポンタンの首相をいただく国とはいえ、どこぞの属国でも、植民地でもない。
あっ!!アメリカの州だったかぁ!?この国は…

米軍は欧州などにも基地をおいておる。
先の大戦の敗戦国ドイツにも米軍基地があるが、地位協定みたいなもんはありゃぁせん!!
もちろん他の欧州米軍基地のどっこにも地位協定なぞありませぬ。
あるのは韓国、日本だけじゃ。

こんなもんがあって、日米が対等だとはちゃんちゃら可笑しい。
これについて小泉あんちゃんは、
「極めて遺憾だ。こういう犯罪行為が起こらないよう米軍は規律の保持を厳正にしていただきたい」とのたまった。

でもって、日米地位協定の改定に関しては「今は考えておりません」だとさ。
いやはや、韓国、中国に対しては、「心の問題」とかでたいした元気がよろしいが、こと米国となると差別されるのがあったり前ってぇんだから呆れちゃう。

てなこと書いてたら、エロ拓こと山崎拓が総裁選に意欲とか。
ありゃりゃぁ~米国のポチにエロ親父が咬みついておる。
YKKとかで「打算と友情」ではあっても、盟友じゃなかったのかい?

政治家の権力闘争には大義名分が必要じゃ。
バブルを崩壊させた橋本竜太郎の頃は「政治改革」が大義名分。
これ単に小選挙区制の導入だけじゃった。

小泉劇場も、郵政民営化という大義名分で行われた単なる権力闘争じゃった。
ここに来て盟友同士は敵味方。
ニッポン国の政治というのは、まことに子供の教育によろしくない。

まるで戦国時代のごときハチャメチャさ。
歴史大好きオタクには面白くてたまらんのだろうけど、ことは笑いごとではすまされぬ。

アメリカを除く先進国の政治レベルはもうちょっとまともだ。
戦国時代とおんなじでは、ニッポン国民の民度が問われるぞぉ。
情けなくて涙も出んわい!!

小泉あんちゃんは、息子のタレント小泉なんとかが、米兵にオカマ掘られちゃっても、地位協定の見直しなど「今は考えておりません」って言うんだろねぇ。
一国の総理大臣、もとへ、米国州知事だったら、そんだらもんだべぇ~






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