おぢのニセコ山暮らし

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政治資金規正法の改正、与野党協議が難航だって

2024年05月31日 | Weblog

しとしと雨降りの午前6時。

気温はけさも一桁プラス8度だ。

予報によると、きょうは曇り、ところにより昼過ぎまで雨だという。

最高気温はプラス18度ですわ。

きょうで5月も終わりというのに、連日4月並みの気温なのだ。

寒いなぁ~

煙突掃除してないから、薪ストーブの燃え方もいま一つ、なので心も晴れません…

そんなことで、

さっぱりスカッと晴れないのが、わがニッポン国の政治だ。

政治資金規正法の改正について「与野党協議が難航」と、新聞各紙が伝えております。

おぢ的には、なんでこんなこと決めるのにスッタモンダしてるのかが、わけワカメ。

パーティで裏金づくりしても「おとがめなし」というこれまでの規正法が「ザル」だった。

そもそも「抜け穴」だらけで、不祥事のたびに改正が重ねられてきた経緯もある。

だからしっかり「法律を改正しましょう」って話ですわ。

なので、すっきり透明化すればいいだけのこと。

それがなぜかスッタモンダしてるから腹が立つ。

個人による寄付は、年額5万円を超えると名前を報告しなければならないことになっている。

なので、だれがカネ出したかわからんパーティーの方が、「政治家と支援者双方にとって使い勝手がいい」というのだ。

おバカなこと申してくれては困ります。

だれが出したかわからんカネなんて、確定申告で記載できません。

使い勝手がいい、都合がいいカネなんて、庶民には妙チクリンな話なのだ。

個人の寄付の報告義務が5万円だから、それに合わせて5万円にすればいいだけのこと。

もっとも寄付やパー券は、1000円でもしっかり明確化するのが、当たり前田のクラッカーとは思うけど…

ところが自民党は10万円を譲らないのだという。

5万円と10万円では、そんなに違うのか?

自民党議員は、地元の県議や市議の政治団体に一律10万円を「寄付」しているという。

ようするに国会議員の選挙の際に、手足となって動く地方議会の議員さんに寄付するカネが必要なのだ。

政治家が「政治にカネががかかる」とはこのことを指す。

地方議員の方も、おカネいっぱい貰っちゃたら、頑張って運動する。

そして先生は晴れてご当選となる。

ってことで地方議員には、またカネが振り込まれるという、不透明なカネまみれの政治家が出来上がる。

安倍さんはこうした“実弾”を100万単位でばら撒いた。

そのサンプルが河井克行、河井案里夫妻による公職選挙法違反事件だった。

このときは河井陣営に他の候補者の10倍1億5000万円が振り込まれている。

このカネが、手足となって懸命に動く地方議員の懐に入る。

そこからさらに、どうなるか知ってますか?

選挙の支援者に来た人の弁当箱の裏にペタッと万札が張ってあったり。

北海道ではおにぎりから万札が出たこともあった。

いずれにしても、政治資金は透明化しないことには、選挙の公平性は保てないのだ。

人間、カネには弱いことになっている。

そんなことで、政治家はいっぱいカネを寄付してくれる大企業の方を向いて仕事することになる。

なので大企業は空前の利益を上げて、庶民はさっぱりという構図ができちゃった。

そこを透明化しないとこの国はいよいよ発展途上国に成り下がる。

トホホな国でいいのかニッポン人!!

 


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