おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

「物価が上がれば賃金も上がる」と申したのは、なんと黒田総裁自身だった…

2022年10月24日 | Weblog

午前6時を回っております。

薄曇りのお天気で気温はプラス2度。

写真のようにニセコアンヌプリはサッと雪を頂いております。

きょうは曇りで昼過ぎから雨の天気だとか。

最高気温は一桁、9度に止まる。

そうこうしているうちに、ざぁざあ雨が降り出した。

さて、

しつこいようだけど、一時1ドル151円を突破した為替相場です。

きのうテレビを見ておりましたら黒田日銀総裁の就任当時の記者会見の模様が放送されていた。

いまよりお若い黒田さん「物価が上がれば、賃金も上がる」と言い切ったからあ然とした。

現状はご承知のように「物価は上がったけど、賃金は横ばい」だ。

自身でそんなこと言ってたのに、先日国会では「量的・質的金融緩和が全く失敗したということは事実に反する」と申した。

そりゃ「全くの失敗」とは言えないか知らんけど、「かなりの失敗」は間違いない。

日刊ゲンダイ電子版によれば「安倍政権発足前の2011年、円相場は1ドル=75円32銭だったのに、アベノミクスの10年で日本円の価値は半分になってしまった」のだ。

おまけに賃金も上がっていないわけで、そりゃもう失敗でしょう。

イギリスのトラス首相は経済政策の失敗でわずか45日で退陣した。

経済対策の柱のひとつが「法人税率引き上げ凍結」だった。

これにより、富裕層が受ける恩恵がやがて庶民にも行きわたる経済理論「トリクルダウン」を掲げたけど、「格差を拡大させる」と批判を浴び、退陣につながったそうだ。

残念な「トリクルダウン」どっかで聞いたことがある。

混乱するイギリスだけど、とりあえず大失敗は45日で幕を閉じた。

一方、我がニッポン国では失敗したアベノミクスが延々10年続き、これがいまも継続中だからあきれ果てる。

ニッポンの通貨は、黒田さんの在任中に値打ちが半分になっちゃったのだよ。

ニッポンの土地やマンションが外国人に売れるわけだ。

黒田さんは来年3月まで辞めないそうですから、政策変更もないのでしょう。

これではさらに円安が継続し、1ドル200円になっても、おぢは驚きません。

国益は損なわれ続けると思うけど、そんなことでいいのか???

間違ったので辞任するイギリス首相、全く失敗ではないので居座る日銀総裁。

そんなことで、この国に希望が見えてきませんです、ハイ!!


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