午前6時を回っております。
けさも積雪はありません。
気温はマイナス5度と、厳冬1月下旬とは思えぬ暖かさです。
くどいようですが、除雪がなくて楽ちんですワン!!
ところで、
先週号と今週号の週刊新潮に「石川県は地震リスクが少ない」と県は堂々と宣伝していたそうでビックリ仰天した。
政府の地震調査研究推進本部(地震本部)は、起きうる地震の規模について「〇年以内に〇%」という「長期評価」を出している。
今回の大地震は、能登半島沖の海底活断層が動いたとされます。
ですが、この能登半島沖の海底活断層は、そもそもこの「長期評価の対象ですらなかった」というからヒェ~となった。
なので石川県も、「石川県は地震リスクが少ない」として企業誘致を進めていたというのだ。
地震本部の「全国地震動予測地図」は30年以内の震度6以上の確率を掲載している。
そこにこうある。
「石川県の大部分でその可能性は0.1~3%と分類されている」
だから県も企業誘致していたわけ。
「はぁ???」って話なのだ。
今回の地震で判明したことは、ニッポン国はどこで巨大地震が起きるか、専門家も含めて、だれにもわからんということ。
甚大な被害を出した珠洲市では、1970年代に大規模原発建設計画があり、なんと着工寸前だったという。
住民たちは反対運動を展開し、計画は2003年に白紙撤回されたという。
これがもし完成していたら、フクシマをしのぐ大災害が能登半島の住民を襲ったことは容易に想像できる。
今回大事には至らなかったものの「志賀原発」では、能登半島地震の余震を受けて試運転した非常用ディーゼル発電機1台が自動停止しております。
そんなこんな、「わがニッポン国に安全な原発などあり得ない」ということを思い知った地震だった。
あっちこっちで原発の再稼働とか申しておりますけど、地震対策に万全など、あり得ませんってこと。
なにせ珠洲市に原発を建設する計画があったくらいなのだ。
あまりにノー天気で呆れます。
そんなこんな、地震大国ニッポンに、原発を安全に運転できる場所などほぼないのだと申しておきましょう。