おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

「身捨つるほどの祖国はありや」By寺山修司

2024年01月27日 | Weblog

体調がイマイチ不調の午前6時40分です。

雪は降っておらず、気温はマイナス3度と1月らしからぬお天気だ。

予報では雪時々曇りで日中の最高気温はなんとプラス1度。

こと除雪に関しては楽ちんだけど、おかしな冬です。

さて、

右の論客として有名な櫻井よしこさんは19日、自身のインターネットテレビ番組の内容を紹介する際にこう述べたとされる。

「『あなたは祖国のために戦えますか』。多くの若者がNOと答えるのが日本です。安全保障を教えてこなかったからです。元空将の織田邦男教授は麗澤大学で安全保障を教えています。100分の授業を14回、学生たちは見事に変わりました」

…って、織田邦男教授が学生を洗脳したってことですか???

これについてラサール石井さんが日刊スポーツで以下のように述べてます。

「『祖国のために戦えますか』とは『死ねるか』ということ。でなければ『殺せるか』ということ。その問いを薄笑いした写真を添付するのはまことに恐ろしい。『二度と同じ過ちをおこさない』と考えたことはないのか。井上ひさしさんの芝居の一つでも観劇せよ」とつづった。

いろいろ考え方はあるでしょうけど、自身は戦争なんぞに行くわけがない櫻井よしこさんが、「若者に死ね、殺せ」とはどうなのよ???

祖国のために戦う前に、いかに戦争を起こさないための努力をし続けるか、これこそ大人の責任ってもんでしょう。

そのための外交、インテリジェンスだ。

これに国費をつぎ込むのはいいのです。

議員の懐にわけわからんカネが入って、使い道もわからんというから国民は腹を立てております。

多額の税金を納めても、ことカネに関しては政府を信頼しているのが北欧諸国だ。

議員の年収も一般国民並みだというしね。

かの寺山修司さんはかつてこう詠んだ。

「マッチるつかのま海に霧ふかし身捨つるほどの祖国はありや」

国民が「身捨つるほどの祖国」を目指してますか? 国会議員の皆さんは!!