おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

「佐藤のりゆき」さん、知事選出馬へ!?

2014年08月30日 | Weblog

 

午前7時の気温はプラス13度。少し8月末らしくなってきたか?

今朝も天高く、秋晴れの良い天気です。

お近くのコメどころ蘭越町でもブランド米「らんこし米」の収穫が始まっておるとか。

9月半ばごろから、うんまい新米が食卓に上りそうで、たいした楽しみでござる。

そんなことで、おコメは1か月5キロ食べる我が家、そろそろ購入時期ですが、今回は2キロだけ買って、新米に備えることにいたします。

話は変わりますが、きのう古河電池の株価がストップ高いたしました。

理由は、世界初、紙容器でできた非常用マグネシウム空気電池の「マグボックス」という商品を12月中旬に発売すると発表したこと。

この電池、水や海水を入れるだけで発電し、発電時間は最大5日間で災害時用に自治体向けに販売する計画だとか。

災害向けですから、長期間の使用に耐えられるものではないようですが、なんだかおもしろい。

ところで電気といえば、北海道電力が再値上げの説明会を道内各地で開催しておりますが、その弁に呆れておる。

説明会で北電は「泊原発の長期停止で、財務悪化に歯止めがかからないと訴える」のみ。

この先の展望もなにも、まるで示さないというから呆れるのです。

過日も書きましたけど、3.11を契機に、電力会社はガス発電などにシフトする方法だってありました。

しかし、北電経営者はだらだらと再稼動を待つばかりで、「最悪」を想定しないまま「次善の一手」を考えてこなかった。

そのツケが今来ておるのだけのことなのじゃ。

悪いけど、単なる無能経営者ってことでござる。

そこへもってきて、2016年からはニッポンでも「電力の自由化」がスタートし、社会主義経済みたいな「電力の地域独占体制」は、ようやく崩壊いたします。

発送電がまがりなりにも分離され、あっちでもこっちでも自由に発電し、それを自由に買うことができるようになるわけで、これまで地域独占に胡坐をかいてきた北電は、経営の大転換を迫られるのです。

電力会社にとっては、「天下の一大事」が目前に迫っておるわけですから、この先の展望を示さないでどうするの? って話なのだ。

その一方、過日伝えられたように、電力自由化を睨んで経産省は電力会社の支援策を検討しておるとか。

自由化なのに国が支援って、なんじゃらホイ?

ニッポン国は、資本主義国家で自由競争の国、社会主義国家ではありません!! ってお話だ。

記事によると、「政府の試算後の昨年7月から原発の安全基準は大幅に厳しくなり、原発の安全投資にかかるコストは上がった。電力9社の安全投資は計2.2兆円超になり、さらに膨らみそう。試算は廃炉費用も含むが、実際の廃炉コストはさらにかさむ」だから、電気料金を上乗せして「原発の電気価格を保証する」らしいのです。

ようは原発はコスト高だから、国が電気料金を保障するってお話だ。

これじゃぁ、何が自由化か分かりませんし、電力会社に経営者はいりません。

自由化しても「原発由来の電気料金」は、さっぱり下がらないというまことにおかしな話なのだ。

もっとも自由化の暁に我が家は、自然エネルギー発電をしておる電力会社から電気を買うことにして北電とはおさらばいたしますけどね。

いずれにせよ、わけわかんない酷い話なのだ。

そんなこんなのきょうこの頃、フリーアナウンサーの佐藤のりゆきさんが「北海道知事選に出馬を検討」と、共同通信が伝えておる。

「出演するHBCラジオ『大人のラジオ 土曜は朝からのりゆきです!』(土曜午前7時)を9月末で降板したい意向をHBCに伝えた」というから、可能性は大きい。

「脱原発」を旗印にするなら、おぢも旧知の佐藤さんを応援したいところです。

元経産官僚で、原発についてはムニャムニャしておる現職の高橋はるみちゃんではどもこもならん。

ニッポンの北と南、北海道と沖縄、自然の美しい場所に、原発なんぞなくてもいい。

北海道には豊富な森林資源と、これを活用すれば大量の木くずが出る。

これを活用した木質バイオマス発電やロシアからの天然ガス、アメリカからのシェールガス、太陽光などなど、原発に頼らなくてもよろしい安価なエネルギーはごまんとある。

そんなこんなで、脱原発をしっかり掲げるなら、おぢは佐藤のりゆきさんの知事選出馬を応援いたします。

どうよ佐藤さん、そのあたり???