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おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

泊原発と同じ「加圧水型」の玄海原発が限界だそうな???

2011年06月25日 | Weblog

午前7時の気温は、プラス10度と肌寒い朝でござる。6月の気温とは違うじゃん!! 変だなぁ今年も。一方、昨日の埼玉県熊谷市は、6月史上最高の39.8度だそうな。う~ん、この違い凄すぎないかぁ? 狭いようで広いなぁニッポン列島。

おぢとハニーさん、昨夜はズンバでござった。毎週恒例とはいえ、ジャブジャブ汗かいて、まことに気持ちがよろしい。今朝は寝覚めもスッキリでござる。体調がいいと心も明るくなりまする。寒くても、なんとも爽やかな週末の朝、ご飯も美味しくいただきました。幸せだなぁ~

それにしても薪の片付けが、さっぱり進みませぬ。急がないとねぇ。真夏のクソ暑いときまで薪を放置プレーしておくわけにはいかんし。ところが、去年中古で買い求めた「運搬車」のエンジンがかからないのじゃ。これが動かないと、ネコ、いわゆる一輪車で薪を運ばねばならんわけで、まことにしんどい。

エンジンがガソリンでかぶっておる様子なので、しばらく放置しておくことにいたします。この運搬車、オイルは交換したけど、プラグなんかも交換しなきゃらんとおもうけど、ぱっと見てもプラグの位置が、どこにあるかわからず、素人ではどもこもならん。困ったなぁ~

さて、おぢは認識不足でござったが、泊原発停止を巡っては、余市町のほか、すでに黒松内町、仁木町、古平町も町議会で、原発からの撤退や自然エネルギーへの転換を国へ求める意見書が採択されておるそうな。これが広がりを見せれば、泊原発は止まるかも… 

そういえば、泊原発は当初、共和町と泊村にまたがってできておるゆえ、「共和泊原発」と呼ばれた。しかし、完成までに道民の大反発があったり、「きょうは止まる原発」などと揶揄されて、泊原発になったとか。ホンマかいな?

ところで、7月2日号の週刊現代によると、「玄海原発は爆発する」そうだ。この原発は九州の西にある。玄界灘の近くでござる。金属材料学の権威で、東大名誉教授の井野満さんが、爆発すると申しておるそうな。つまりニッポンで一番危ないのがこの玄海原発だそうだ。ようは限界なのね、玄海原発。スマン!!

この原発、まずは1975年に稼働した古いものであるという点。そして、この原発がフクシマ原発とは異なる「加圧水型」という点だそうな。加圧水型は我が泊原発も同じですけど、確かフクシマの「沸騰型」より安全だとか言われておったはず。ところがこの加圧水型が曲者だというのじゃ。

件の井野満さんによると「原子炉は老朽化するにつれ、圧力容器が中性子線によって、脆化(ぜいか)=劣化していきます。すると、ある条件に陥った場合、容器がパリンと割れてしまう可能性があります」というから、穏やかではない。玄海原発が75年に稼働なら、我が泊原発は89年稼働だ。すでに20年でござる。

パリンと割れる理由はというと、「原子炉というのはありきたりの金属でできています。老朽化において原発特有の原因があり、それが中性子照射というわけです」という。で、詳しい説明は週刊現代を読んでいただいたいけど、ようは玄海原発は、中性子線の影響で劣化が進んで脆くなって、圧力容器がパリンと割れる。その結果は、フクシマの比ではないという。つまり加圧水型ゆえ、圧力容器は150気圧もあって、「割れると容器内の放射性物質は空高く舞い上がり、広大なエリアに降り注ぐ」という。

玄海原発は、九州のほぼ西端にある。きのうも書いたけどニッポンには偏西風が吹いておる。ってことで、ここが爆発すると、放射性物質は東方向へ降り注ぐ。「脆性破壊で爆発が起きれば、圧力容器は空になり、ほぼすべての放射性物質が放出されてしまいます」という。したがって「被害は九州だけでなく、大阪まで及ぶ」そうな。いやはや。

それも大変なことではありますが、泊原発がこの加圧水型ということじゃ。なんてったって、「爆発すれば放射性物質が空」というから困る。一度事故を起こせば、すべての放射性物質がまき散らされる加圧水型原子炉って困ります。ここはなんとしても泊は止めないとねぇ

もし事故が起きたなら、数億円はするというニセコの高級コンドミニアムもアジャパーじゃ。おぢの土地と家などわずかばかりの固定資産も紙クズじゃ。それは札幌も例外ではござりませぬ。やっぱ、まずいは原発は!!