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語彙史研究

2013-11-20 | 語と語彙

語彙論に語彙史の分野がある。語彙というわけであるから、語彙史なのだろう。しかしこの語をよくとらえてみると、語彙の歴史であるから、日本語の歴史とか、若者言葉の歴史であるとか、そのような内容だろうかと想像する。この語彙史があつかっているのは実は、語誌である。語史とも書いたと思われるが、語の意味の変遷が議論の多くを占めるようであるのでその語の歴史的なとらえ方であることには変わりない。語彙史と言われて何を連想するか、それは語の発生また由来、語の意味内容についての用例、そこに生じている意味の議論である。国語語彙史研究会というのがあって、そこで尽くされている議論の詳細は、研究論集が発行されていて、それによるとわかりよい。語彙史に語彙という語の歴史的研究があれば詳しくするところだろうか。最新研究情報では次の話題が見える。つまるところ、国語義の歴史的研究であったものを、語に関する資料、語史、語彙を扱った辞書など、その内容が見える。





http://www.let.osaka-u.ac.jp/jealit/kokugo/goishi/
>昭和五十三年のことであるが、根来司氏と話をしているうちに、国語史研究の状況のことが話題になった。戦後、国語史の研究は各分野で著しく進んできたが、国語語彙史の研究は音韻史や文法史の研究に比してやや立ち遅れているように思われる。もちろん、文学作品の語彙の研究や個別の語の研究などは必ずしも少ないわけではないが、それらを語彙史としてまとめようとすると問題が多い。語彙といっても人によってその考え方は様々であるから、多くの人がそれぞれの考えを述べ自由に話し合って、語彙史を考えるための共通の基盤を作る努力をすべきでないか。などと、いつもの調子で話しているうちに、研究会を作ったらという話になったのである

https://www.facebook.com/events/183804035105681/
第104回国語語彙史研究会
9月28日 13:30 京都府京都市 立命館大学 衣笠キャンパス
『五国対照兵語字書』の編纂とその関連資料について
モノクサシの語史―クサシとの関連から―
伊勢本系増刊本類新出『節用集』とその意義 

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