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炎暑

2018-08-03 | 木瓜日記

真夏の燃えるような暑さ、季語にある。辞書には、古くは、えんじょ ともある。

半眼に炎暑の街を歩きけり 金森教子 雨月 200210
出棺や炎暑に喪服並びける 大野ツネ子 酸漿 200210
ゴーギャンの女逞し炎暑の日 田下宮子 苑 200210
屋上に人の働く炎暑かな     山下青坡 苑 200511

燃えるような暑さだというが、普通には体験できないことを、きょうの日に、肌を焼く痛さに、風が吹いてきても炎々とするように地面から暑さがはいあがる。息苦しくなれば、これはほのおだからである。危険な暑さと注意報を言い、その危険とは、なにに迫るものだろう。フェーン現象が起こっているとも解説をしていた。名古屋の最高気温は39.9℃のときがあった。果たして、この暑さは・・・




えん‐しょ【炎暑】例文一覧 4件
・・・彼等のある一団は炎暑を重く支えている薔薇の葉の上にひしめき合った。またその一団は珍しそうに、幾重にも蜜のにおいを抱いた薔薇の花の中へまぐれこんだ。そうしてさらにまたある一団は、縦横に青空を裂いている薔薇の枝と枝との間へ、早くも眼には見えない・・・<芥川竜之介「女」青空文庫>

・・・ と或友だちは私に言った。 炎暑、極熱のための疲労には、みめよき女房の面が赤馬の顔に見えたと言う、むかし武士の話がある。……霜が枝に咲くように、汗――が幻を描いたのかも知れない。が、何故か、私は、……実を言えば、雀の宿にともなわれた・・・<泉鏡花「二、三羽――十二、三羽」青空文庫>

・・・そして炎暑の明い寂寞が都会を占領する。 しかし自分は子供の時から、毎年の七、八月をば大概何処へも旅行せずに東京で費してしまうのが例であった。第一の理由は東京に生れた自分の身には何処へも行くべき郷里がないからである。第二には、両親は逗子と・・・<永井荷風「夏の町」青空文庫>
・・・且又炎暑の時節には火をおこして物を煮る気にもなれない。まずいのを忍んで飲食店の料理を食うのが或時には便宜である。これが僕をして遂にカッフェーの客たらしめた理由の一である。 僕は築地の路地裏から現在の家に琴書を移し運んでより此の方、袖の長・・・<永井荷風「申訳」青空文庫>






人口動態編
2007年08月03日08:22

東京名古屋大阪の都市圏で人口が半数以上、50.1%となる
63,539,363人、総人口127,053,471人に対して
人口集中が現れた調査結果がでた、3月31日現在
住民基本台帳に基づく人口動態

1,081,174人死んだ
逆に、1,091,917人生まれた
自然増加数は10,743人
ただし海外進出など外国への転出者があり、社会増加数は自然増加数との差し引きで、12,297人減となった

男性62,129,560人
女性64,923,911人
総務省発表8月2日
総人口は前年比1554人減、人口は2年連続で減少している

年齢別で15歳未満の年少人口比率が13.7%
15歳以上65歳未満の生産年齢人口比率が65.3%
調査開始以来毎年減少
65歳以上の老年人口比率は21.0%で増加




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