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大和言葉に讃

2014-08-31 | 日本語百科
大和言葉に讃うつな、とひいて、中日新聞はコラムを書いた。
できごとは、人種や民族の差別をあおるヘイトスピーチ、憎悪表現の対策を検討する会合でのことかららしい。

デモや大音量のスピーカーとは異なるが、これまた規制の対象にしようというニュースだ。
折しも、国連の人権委員会でこの勧告か、なにかがだされたと、具合良くも悪くもタイミングとなった。

国連の勧告は取り締まる規制がない、法律を整備せよといううことらしい。
さて、この大和方言云々について、賛とは何か。

奈良方言にケチをつけるなという解釈があったりで、讃そのものがわからないようだが、字義には、ほめる、たたえる、とある、この語は、仏教用語から来ている。

讃談、讃仏、漢讃、梵讃、和讃となると、仏、菩薩、祖師、先人の徳、経典、教義などに対して和語を用いてほめたたえる讃歌という説明になる。

それがまた、なぜに、大和言葉の讃のものいいとなるか。
大辞林に、その意味に、

非難。批評。 「出口の茶屋に腰掛けながら,朝帰りの客に-付くるに/浮世草子・諸艶大鑑 1」

とある。

讃を唱えることが、あれこれあげつらうことをするなと言うようになったのは、言葉を付け足して、とやかくいうように聞こえてしまったか。




ヘイトスピーチ:起訴含め刑事捜査を日本に勧告 国連委
毎日新聞 2014年08月29日 21時38分

ジュネーブにある国連の人種差別撤廃委員会は29日、異なる人種や少数民族に対する差別をあおるヘイトスピーチ(憎悪表現)を行った個人や団体に対して「捜査を行い、必要な場合には起訴すべきだ」と日本政府に勧告した。インターネットを含むメディアでのヘイトスピーチについても適切な措置をとることを要請。人種差別の禁止に向けて、「特定もしくは包括的な法整備」の実現を求めた。

見解は、日本での暴力的なヘイトスピーチの広がりに懸念を表明。一方で、ヘイトスピーチ対策を、その他の抗議活動などの「表現の自由」を規制する「口実にすべきではない」ともくぎを刺した。差別的な街宣デモなどへの断固とした対応や、教育の充実などによる差別防止も勧告した。また、ヘイトスピーチを行った公職者や政治家に対しての制裁も促した。


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