言志耋録四四から 四七まで
(天地の気象)
一息の間断なく、一刻の急忙無し。
則ち是れ天地の気象なり。
(理・気の説)
主宰より之を理と謂い、流行より之を気と謂う。
主宰無ければ流行する能わず。
流行して然る後其の主宰を見る。
二にあらざるなり。学者輒ら分別に過ぎ、支離の病を免れず。
(一旦豁然)
一旦豁然の四字、真に是れ海天出日の景象なり。
認めて参禅頓悟の境と做すこと勿れ。
(心を養うべし)
凡そ活物は養わざれば則ち死す。
心は我に在るの一大活物なり。
尤も以て養わざる可からず。
之を養うには奈何にせん。
理義の外に別方無きのみ。
(天地の気象)
一息の間断なく、一刻の急忙無し。
則ち是れ天地の気象なり。
(理・気の説)
主宰より之を理と謂い、流行より之を気と謂う。
主宰無ければ流行する能わず。
流行して然る後其の主宰を見る。
二にあらざるなり。学者輒ら分別に過ぎ、支離の病を免れず。
(一旦豁然)
一旦豁然の四字、真に是れ海天出日の景象なり。
認めて参禅頓悟の境と做すこと勿れ。
(心を養うべし)
凡そ活物は養わざれば則ち死す。
心は我に在るの一大活物なり。
尤も以て養わざる可からず。
之を養うには奈何にせん。
理義の外に別方無きのみ。