文章は文と文節からなる。いわばこの単位が連続して小単位から構成を持つ。文節は語になるというのは作業単位として形態をとらえることである。文節は詞と辞から構成されるから、そこから詞をとりだせば語である。語の形態は自立形式と付属形式が語基とその派生でもって現れたものである。文節はしたがって、語を単位とし、品詞にわけて、語の形態に分類が行われる。名詞、動詞、形容詞を見ると、その要素に代表して文の中で機能する。副詞があり、接続詞があり、加えれば、代名詞、指示代名詞、数詞がある。品詞はその文法機能を特徴に持つ。その用法が文に働くと、品詞性をもって扱われる。
例えば、彼は早く走る という、はやい に、ついていうと、形容詞の副詞としての用法が現れたものである。形容詞がもっぱら名詞を対象として機能する意味内容を、動詞にかかる、語形を変容しての用法を持つのは日本語の特徴である。
例えば、彼は早く走る という、はやい に、ついていうと、形容詞の副詞としての用法が現れたものである。形容詞がもっぱら名詞を対象として機能する意味内容を、動詞にかかる、語形を変容しての用法を持つのは日本語の特徴である。