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諧謔

2017-09-29 | 日本・日本人

面白い気のきいた冗談、しゃれ、ユーモア とあって、joke  jest、これは笑いものになる。おどけておかしみのある言葉、こっけいみのある気のきいた言葉、機知や滑稽、と、どの辞書義を見ても、そのほどが、よくわからない語である。漢語表現の諧謔を、諧謔精神と知るのは文学上のことであった。漢字好みの夏目漱石の作品に、作者が意図して諧謔を見せる。また短詩型の文学、俳諧にその文学理念があることも学んだ。それを英語表現による、ユーモアと解釈するのは、 humour、Humor、フモーアという概念が翻訳されてからのことであろう。滑稽本というジャンルがあるわけだから、日本文学の本質には、笑い、笑われ、笑われる者の気取りがあるのかもしれないと考える。諧謔は、人を和ませるものだからである、となる。そう言ってみて、おかしみのこと、有情滑稽と捉えられることもある、というふうに、日本語では、小咄、駄洒落、言葉遊びと、そのこと盛んなこと、日常のうちにある。






日本人の諧謔性
リタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説諧謔かいぎゃくhumourおもしろさと共感とが混り合った状況を描写する,言葉または動作による表現。機知や滑稽と同じく笑いを引起......

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