大陸の隣国が指導体制を新たにした。党大会で社会主義現代化強国を打ち出し、党規約に習近平氏による指導を文言に入れた。習近平の新時代の中国の特色ある社会主義思想、というものである。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO22675130V21C17A0MM0000/?n_cid=NMAIL004
習氏1強、新指導部が発足へ 中国共産党
常務委員7人、後継候補入らず
2017/10/25 11:23 (2017/10/25 11:51更新)[ ]
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【北京=永井央紀】中国共産党は25日、第19期中央委員会第1回全体会議(1中全会)を開いた。新たな最高指導部(政治局常務委員)メンバーを選出し、習近平総書記(国家主席、64)の2期目の体制が発足する。習氏の後継候補は起用されない見通しで、「1強」がより鮮明になる。習氏は21世紀半ばまでの目標として打ち出した「社会主義現代化強国」の実現に向けて、社会全体で党による統制を強める方針だ。
最高指導部メンバー体制
7人 再選
習近平総書記(国家主席、64)
李克強首相(62)
5人
反腐敗闘争を指揮する中央規律検査委員会書記に就く趙楽際・中央組織部長(60)
栗戦書・中央弁公庁主任(67)
韓正・上海市党委員会書記(63)
汪洋・副首相(62)
王滬寧・中央政策研究室主任(62)
中央軍事委員会のメンバー
習氏は軍事委主席に留任
軍事委副主席 許其亮氏(67) 制服組トップ
https://partsa.nikkei.co.jp/parts/ds/pdf/001/20171018.pdf
メディアに配布した活動報告の日本語版
習近平派が3倍に膨張、獲得した圧倒的な「数の力」
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最高指導部「チャイナセブン」の政治局常務委員7人のうち、習近平派は習自身を含め3人。共産主義青年団(共青団)がバックの胡錦濤派は2人。残り2人はいまははっきりとした所属派閥がなく、習との関係も良好な人物だ。明確に習派といえる常務委員が習と王岐山の2人だけだった1期目のスタートとは大きな違いがある。逆に、1期目に常務委員3人を出した江沢民派はゼロとなった。総勢25人の政治局委員でみると習派は5人から15人と一気に膨らみ、圧倒的な「数の力」を得た。陳敏爾、胡春華といった次世代リーダーは常務委員に入らず、政治局委員として名を連ねている。
習氏「極悪六人組」切りで集団指導終えん導く
(1/2ページ)2017/10/18 6:30
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「前の全体会議(中央委員会第6回全会会議=6中全会)までは強調された『集団指導制堅持』の文字が消えてしまった。鄧小平時代以来の建前が消えつつある」
「党大会で決まる制度がどうなろうと、習主席一人が主導してきめる体制になる」
「習主席は2022年の第20回党大会で引退せず、3期目を目指すのだろう。共産党規約に“習近平の思想”を盛り込むのはその前段だ」
「事実上、毛沢東主席の地位だった党中央委員会主席の制度復活を狙っている」
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO22675130V21C17A0MM0000/?n_cid=NMAIL004
習氏1強、新指導部が発足へ 中国共産党
常務委員7人、後継候補入らず
2017/10/25 11:23 (2017/10/25 11:51更新)[ ]
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【北京=永井央紀】中国共産党は25日、第19期中央委員会第1回全体会議(1中全会)を開いた。新たな最高指導部(政治局常務委員)メンバーを選出し、習近平総書記(国家主席、64)の2期目の体制が発足する。習氏の後継候補は起用されない見通しで、「1強」がより鮮明になる。習氏は21世紀半ばまでの目標として打ち出した「社会主義現代化強国」の実現に向けて、社会全体で党による統制を強める方針だ。
最高指導部メンバー体制
7人 再選
習近平総書記(国家主席、64)
李克強首相(62)
5人
反腐敗闘争を指揮する中央規律検査委員会書記に就く趙楽際・中央組織部長(60)
栗戦書・中央弁公庁主任(67)
韓正・上海市党委員会書記(63)
汪洋・副首相(62)
王滬寧・中央政策研究室主任(62)
中央軍事委員会のメンバー
習氏は軍事委主席に留任
軍事委副主席 許其亮氏(67) 制服組トップ
https://partsa.nikkei.co.jp/parts/ds/pdf/001/20171018.pdf
メディアに配布した活動報告の日本語版
習近平派が3倍に膨張、獲得した圧倒的な「数の力」
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最高指導部「チャイナセブン」の政治局常務委員7人のうち、習近平派は習自身を含め3人。共産主義青年団(共青団)がバックの胡錦濤派は2人。残り2人はいまははっきりとした所属派閥がなく、習との関係も良好な人物だ。明確に習派といえる常務委員が習と王岐山の2人だけだった1期目のスタートとは大きな違いがある。逆に、1期目に常務委員3人を出した江沢民派はゼロとなった。総勢25人の政治局委員でみると習派は5人から15人と一気に膨らみ、圧倒的な「数の力」を得た。陳敏爾、胡春華といった次世代リーダーは常務委員に入らず、政治局委員として名を連ねている。
習氏「極悪六人組」切りで集団指導終えん導く
(1/2ページ)2017/10/18 6:30
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「前の全体会議(中央委員会第6回全会会議=6中全会)までは強調された『集団指導制堅持』の文字が消えてしまった。鄧小平時代以来の建前が消えつつある」
「党大会で決まる制度がどうなろうと、習主席一人が主導してきめる体制になる」
「習主席は2022年の第20回党大会で引退せず、3期目を目指すのだろう。共産党規約に“習近平の思想”を盛り込むのはその前段だ」
「事実上、毛沢東主席の地位だった党中央委員会主席の制度復活を狙っている」