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春告鳥

2014-02-11 | 日本語百科
うぐいすの初鳴日、ショメイビ はいつだろう。初鳴きとも言う。オオルリ、コマドリとともに日本三名鳥の一つと言われる。
春告げ鳥、花見鳥、経読み鳥、人来鳥などと。

名古屋では3月19日、2013年である。いまごろ鳴くのは九州か沖縄になる。気象庁のサイトがある。
http://www.hira-birding.info/general/season_news/jma_uguisu.html 
それによると、名古屋の最早は2月3日と言うのがあったようである。
春を待つ心である。

と、思って、書いていたら、歌詞にある、あるサイトの解説が面白かった・・・


デジタル大辞泉の解説
しょめい‐び 【初鳴日】
ウグイス・ヒバリ・ツクツクボウシなどの鳥や昆虫が初めて鳴く日。季節の移り変わりを知る手掛かりとされる。

大辞林 第三版の解説
しょめいび【初鳴日】
ウグイス・ツクツクホウシなど,鳥や昆虫がその季節にはじめて鳴いた日。 ↔ 終鳴日



>さえずりは「ホーホケキョ、ホーホケキキョ、ケキョケキョケキョ……」、地鳴きは「チャッチャッ」。このうち「ホーホケキョ」が接近する他の鳥に対する縄張り宣言、「ケキョケキョケキョ」が侵入した者への威嚇であるとされている。ちなみに「ホーホケキョ」と鳴くのはオスである。「ホーホケキョ」とさえずるのを初めて聞いた日を『ウグイスの初鳴日』と呼び、気象庁が生物季節観測に用いている。
平地にて鳴き始める季節が早春であることから春告鳥ハルツゲドリの別名がある。本州中部あたりでは 2月初旬頃からさえずり始め、・・・ 
ウイキペディアより



さだまさし 歌詞 作品批評 - So-net
www008.upp.so-net.ne.jp/ichishu/sada/sadahihyo.htm‎
春告鳥」の「水面へと身を投げる」という歌詞に一瞬ゾッとし、ふとこの曲のタイトルはなぜ「春告鳥」なのだろう?と不思議に思う。そして「春告鳥」を広辞苑で調べて全身鳥肌が立った。なんとウグイス(春告鳥)は、葬式の隠語だったからだ。そして、歌詞を調べて ...

>はじめはなんと情景描写の美しい作品なのかという感想を持って聞いていたが、本気で詩を読んでいくと、実は、とてつもなく深い。そして、とてつもなく儚く、ある意味とてつもなく残酷な歌だということが分かった。この歌では恋の終わりを「死」に喩えている。歌詞の中には実は死を連想させる言葉が8箇所もあるのだ。1.「侘助椿のたおやかに散りぬる」=つばきの花が散るは死を意味する 2.「水面へと身を投げる」=身を投げるが死を意味する 3.「同心円に広がる紅」(「紅」は口紅の赤にしても鯉の赤にしても、それがゆがんで見えたことで水の中に「血」が広がったようにも見えたのではないかとういう私の勝手な推測。) 4.「密やかに逝く」=逝くは死ぬこと 5.「野辺の送り」=前述の通り、野辺の送りはかつて古都で行われていた密葬のことである 6.「化野」(化野は京都の嵯峨野あたりの地名ではあるが、「あだし」にかけて、はかないものごとの象徴となる。火葬場のあった地名としても有名である。) 7.「ふりむけばただ閑かさ」(「閑か」には動かないさまという意味があり、つまり死をも意味するのだと思うが私の考えすぎか。)そして窮めつけが、曲のタイトルともなっている8.「春告鳥=ウグイス」(上記のようにウグイスには葬式の意味がある)である。
さて、この詩にはもう一つの解釈もありうる(というかこの解釈の方が正しいのではないかとも思う)。それは、二人が死別するという筋書きである。二人は愛し合っているのだが、彼の死期が近づいていることを彼女が悟るのである。それがゆえに古都での出来事を全て不吉なものと受けとり、春を告げるウグイスの鳴き声さえも、別れの使者の声に聞こえてしまうのである。まあ、何れが本当なのかということばかりは、さだまさし氏本人にしかわからないことである。しかし私はあえてこのオプションを選ばなかった。あまりにも悲しすぎるからである。


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