「普遍的」の語が防衛3文書に繰り返し使われているのは、括弧を付けた言葉遣いになってきている時世であるから、普遍世界に持つ価値はどのようなものか、そうでない普遍もまたあることを国民は知るべきである、というようなことを、プライムニュースで先崎氏が指摘をしていた。中国の理念に新しい3つの柱を紹介していたが、公平、正義、文明というのが、自由、民主、平和に替わるものであると、覇道、王道を唱える中国学者の意見を紹介した。
https://www.bsfuji.tv/primenews/schedule/index.html
2023年2月23日(木)
『露軍事侵攻明日で1年 歴史に見る終戦の行方 五百旗頭×先﨑が対論』
間もなく1年を迎えるロシアによるウクライナへの軍事侵攻。プーチン大統領の暴挙は、世界の枠組みや秩序、価値観にどんな変化を生み出してしまったのか?
両当事国を支援する各国の動きが世界の分断を加速させ、戦後の日本社会が信じていた国際連携にも深い亀裂が生じつつある今、世界と日本はどこへ向かおうとしているのか?
元防衛大学校長で政治・歴史学者の五百旗頭眞氏と、近代日本の思想史が専門の先﨑彰容氏を迎え徹底議論する。
ゲスト
五百旗頭眞
兵庫県立大学理事長 元防衛大学校長
先﨑彰容
日本大学危機管理学部教授
岸田首相にリーダーシップはあるか 先崎教授に聞く政治の展望【政界Web】
2023年02月10日
>「『検討』も『決断』も『議論』も全て重要で必要だ」。先月23日に岸田文雄首相が行った施政方針演説での一節だ。最近、首相は決断力をアピールする場面が目立つが、その指導力に疑問符を付ける国民の声は少なくない。首相のリーダーシップや日本政治の課題について、歴史や思想に詳しい日本大危機管理学部の先崎彰容(せんざき・あきなか)教授に話を聞いた。(時事通信政治部 御舩亮史)
◇広がり欠く「新しい資本主義」
◇首相は人事に失敗
◇「政権監視の野党」では負け
◇未来のリーダーは森保監督型?
◇22年は時代の転換点
◇「平時」に「有事」の議論を