今年の文字「偽」は「人」と「為」。「為」は「象」+「手」だそうだ。説文解字では「為」は「母猴(さる)なり」とし、猴(さる)としているが卜文の字形では手で象を使役している形となっており象の力で土木などの工事を為す意であると白川静著「字通」にある。「偽」は説文解字では「動くなり」とし変化する意としている。「偽」が何故、いつわる、あざむくの意になったのか解ったようで解らなかった。
今年の文字「偽」は「人」と「為」。「為」は「象」+「手」だそうだ。説文解字では「為」は「母猴(さる)なり」とし、猴(さる)としているが卜文の字形では手で象を使役している形となっており象の力で土木などの工事を為す意であると白川静著「字通」にある。「偽」は説文解字では「動くなり」とし変化する意としている。「偽」が何故、いつわる、あざむくの意になったのか解ったようで解らなかった。