言霊 2008-06-26 13:31:56 | 読書 言葉は身振り手振りから発達したがそれだけでは言葉にはなり得なかった。言葉の発達にはその言葉が神性を帯びる必要が有った。つまり言霊となる必要が有った。言葉は単に音声を持った連続のものではなく実体を伴うものである必要が有った。神の名を発すればそこに神が招来され死者の名を呼べばその霊が降りる危険性が有るとされた。言葉は目に見えぬ存在を顕在化させる働きのあるものであった。やがて遠く、この思惟は信仰における密教の言葉、真言宗の真言、或いは称名念仏、お題目の読誦へと繋がるように思える。 #本(レビュー感想) « 一世紀カレンダー | トップ | 親から貰った身体が宝物って... »
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