中国の文字もはじめは絵文字、つまり、自然の形を写した
絵画から始った。その文字の要素が後の字形にかなり
強く残っており、漢字は象形文字とも言われている。
牛・羊・鹿・馬・犬・鼠・虫・亀・鳥など、皆その絵から
出来た文字である。その筆絵の簡潔さはみごとで
文字として既にかなりの発達を遂げつつあった事を
思わせる。これらの文字に他の要素を加え別の文字をも
作っている。
為は象の鼻を手で持っていることを示した文字であるし
集は木に鳥が留まっていることを示している文字
獲は鳥を手で捕獲した形である。
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