サマーレスキューというドラマを見たパパが、おうじを山登りに連れて行こうと言い出した。
正直、ええー(不満)って感じだったけど、言い出したら聞かないので行くことに。
登山なんてもちろん不慣れなので、詳しい友人と
大山登山の心構えを参考に準備。(こむりん、細かいアドバイスありがとう☆彡)
いろいろ持ち物は必要ですが、ウエットティッシュは必ず持っていった方がいいと思いました。
山頂のトイレは水洗で、トイレットペーパーもありましたけど、
洗面所の水は出なくて手を洗うことが出来ませんでしたから。
当日の最高気温の予報は28℃だったと思います。
でも伊勢原市の天気予報には雨マークがあり・・途中降られるかもしれない覚悟で行くことに。
早朝、大山・丹沢フリーパス切符を相鉄線で購入。
往復電車賃に伊勢原駅から大山までの往復バス運賃、ケーブルカー往復料金が含まれていて
道中財布を出さずに済んで楽でした。
7:56には大山バス停に到着。
8時前だというのに、駐車場はほぼ満車です。
写真の後ろに見えている建物が観光案内所とあるので、ここで登山届けを書けたのかもしれません。
届け出書くの、すっかり忘れてたよ・・
ここからケーブルカー乗り場まで歩きます。
もちろん坂道です。ケーブルカー乗り場に着いたら帰りたい気分になりました。
途中、お土産屋さんや食事処がある参道は、ちょっと江ノ島の参道を思いだしました。
参道の先に並んでいる列が。何の列かと思いきや、ケーブルカー待ちでした。
「ここから阿夫利神社まで男坂か女坂を歩いて40分、ケーブルカーなら数分」という看板を見てしばし悩む。
おうじが「ケーブルカー乗りたい!」
ケーブルカーは乗ったことが無いおうじはそりゃ乗りたいよね。
9時までまだ30分以上あるけど、列に並ぶ。
「フリーパスをお持ちの方はこちらにどうぞ~」
現金で買う列より早く乗車出来る列に並べました。
結構な傾度です。ちょっと怖い。
すぐ阿夫利神社まで到着。お参りを済ませて大山名水をひとくち。
9:30過ぎに登山スタートしました。
鳥居をくぐるといきなり急階段。鉄の手摺りが錆びていて、掴んだら崩れてしまいそうで怖い!
上の方の人が足すべらせたら、下から上がってくる人達全員が巻き込まれて大事故ですって。
あれは急いで修繕して欲しいです。
マップにはハイキングコースと書いてありますが、ハイキングというより登山です。
ところどころ「ここは坂というより、崖じゃね?」と言いたくなるような場所も。
ご高齢者や幼児にはきついところありです。
こんなに太ももを高く上げて歩くのなんて、いつ以来だろうとか考える。
しゃべりながらどんどん先に行くおうじを呼び止めながら、ゆっくりマイペースで進む。
母と子の体力の差、歴然。
すれ違う人に「こんにちは」と挨拶されて、慌ててお返事。
そうか、そうやって挨拶するものなのね。
小学校高学年らしき太めのお兄ちゃんが、おうじよりは先に歩いていたいのか
時折おうじを気にしている様子。しゃべりながら上機嫌で登るおうじはマイペースで抜かす。
これまた小学生で普段は運動してなさそうなメガネのお兄ちゃんは
お父さんに「これから友達と、こういうとこ遊びに行こうぜって言われることだってあるだろ」
と激励を受けるも「いいんだよ、こういうのには俺、誘われないから」
とモチベーションが上がらない様子。
しゃらんしゃらんと鈴の音を付けている人、杖(なんていうの?)をついて歩いている人
子供を背負って(!)歩いている人、荷物を全部旦那(彼氏?)に預けて手ぶらで歩いている人
2LのPETボトルを手で持って歩いてる人も。
いろんな人がいて面白いです。
そういう私達も観察されてるんだろうけど(笑)
阿夫利神社があるところを下社と言うんですね。
その下社の左脇の急階段から登り初めると1丁目、2丁目というように番地?の石碑が立てられていて
その数を数えながら登りました。
15丁目あたりで小雨がぱらつき、気温も下がってる感じなのでウィンドブレーカー着用。
ところどころでの水分や糖分の補給は、チョコより酸っぱいグミの方が私には合っているらしく美味しかった。
そう言えば、参道の階段に書いてあったけど、阿夫利神社って別名があって雨降り神社なんだそうです。
そりゃ雨降るわな。
山頂に近付くと雨が強くなり、レインコート着用。
11時過ぎに山頂(上社)到着。
下界はもちろん、周りも雲に覆われて白い世界の中、レジャーシートを敷いておにぎりを頂く。
保冷してきたから冷たい。でもお腹すいてるから美味しい。
売店でカップラーメンを買って食べている人もいました。
コンパクトなガスバーナーでカップラーメン用のお湯を沸かしていたアウトドア派もちらほら。
売店ではカレーや味噌キュウリも売ってたみたいです。味噌で塩分補給ですかね。
一人につきお茶500mlとポカリ系500mlを持って行きましたが、ちょうど良かったです。寒空だったからかな?
下りは膝がガクガクして登りよりつらかった!
しかも雨でぬかるんでいて緊張感パなかった。
履き慣れた靴だったのに下りの着地では足が靴の中で動いてしまう。
足首まで紐で固定する登山靴はやっぱり歩き易いんだろうなぁ
見晴台までの道のりが長く感じました。
見晴台のベンチでサロンパスを貼ったら、俺も貼りたいとおうじ(笑)
下社に戻ったところで、かき氷の誘惑を振り払って勢いでバス停まで戻ろうとパパ。
途中の参道で、こんにゃくの試食とオモチャの剣に心を奪われるおうじ。
大山豆腐は満たされていたので食べる気にならず、ちょっぴり残念な思いで下山。
おうじの思い出に残る体験になってくれたらいいなと思います。