このタイトルの本の著者である「寺門琢己」という人物の言葉を私は信頼している。
野口整体というものを勉強した人だそうで
この野口さんの感受性もすごい。
そしてこの「からだのきもち」という本を読んで、おうじのアレルギー症状が出る理由がわかったように感じた。
もっとはやくに知りたかった。
便秘がちでアトピー(おうじ)
それは「肝臓」が興奮しやすい体質と思われる。
胴体ががっしりしていてのぼせやすく、便秘がち、興奮すると手足が冷えてしまう。
興奮した肝臓が横隔膜を突っ張らせて、中心を通っている副大動脈を圧迫し循環障害を起こし手足が冷えてしまう。
→足湯したり腰湯したりして温めて汗をかかせると良いようだ
春、冬の暴飲暴食の影響で肝臓は肥大して発熱して炎症をおこすと怒りっぽくなりがち。目が疲れやすい。便秘がちになる。
小腸が長いタイプの骨盤は、雑穀系の消化器タイプ
日本人は農耕系の短足胴長タイプと肉食系の足長細長タイプの混成民族
農耕系は、南方系のカラダを持つ腸が長いタイプ。
暑さに強く、体温を低下させる力が強く、穀物やフルーツ、野菜、魚、豚などを食べてきたルーツを持つ。
肉食系は、北方系のカラダを持つ腸の短いタイプ。
寒さに強く、体温を高める力が強く、乳脂肪や動物系タンパクをエネルギー源として短い消化器で急速に栄養を摂取するルーツを持つ。
牛乳のような濃縮栄養が主食だとカロリーオーバーになりリンパ液が濁り
循環の悪い体液が皮膚から染み出してしまう。結果アトピー症状に。
アトピーの赤ちゃんには牛乳粉ミルクより、カロリーが低く高たんぱくの大豆乳の粉ミルクの方がいい。
子供は心が傷つくと発熱して治す
お腹がうんちでぱんぱんだと、肩から額が腫れあがったり青白くなったりする
喘息で、うまく皮膚呼吸ができてない人は40度近い熱を出して、発熱しないと毛穴がうまく開かない。そういう人は、40度以上の熱が出ても、解熱剤などで熱を下げない方が良い。
呼吸というのは皮膚呼吸も大事で、喘息などで慢性発作を持っている人は機能不全になっている
皮膚呼吸を正常化させるには40度近い発熱をきちんと経過させることが必要
熱を出しやすい生後数年間の幼児の皮膚呼吸が、発熱後に大量の発汗とともに活性化して発作がなくなっていく
すぐ糖に変わる食品は過剰興奮による血行不良を起こす
その結果、水っぽく固太りして手足が冷たい、額や頭は熱いカラダになってしまう
代謝障害による皮膚炎を起こしてしまう
低カロリー高栄養食品が良い。
そしてエネルギーが一滴も残らないくらい活発に遊んで肉体的に疲れさせてあげること
子供が泣きわめいたときは
膝の上にお腹があたるように寝かせる。
仙骨の部分を寝付かせるようにするように、ポンポン、ポンポン叩いてあげる。
だんだん呼吸が軽くなってくる。
だんだん深い深呼吸に変わる。
泣き顔のまま眠りにつく。
以上がおうじに関係する子どものアトピーに関する興味深い記述
以下は私の生理不順に関係しそうな興味深い記述
日本の少女の環境においてよくある現象で
母親の女性性がとても強く「一つ屋根の下に女を同居させない」という子宮感覚からくる生理的な女の覇権争いを娘に仕掛けている
勝てない少女(母親に対して本気で争えない)は、女になることを無意識に放棄してしまうことによって生理がフリーズしてしまう。
成長を止めている当の本人もつわもので、女になったが最後、それまで家庭内で最強だった母親をおばあちゃんにしてしまう程の強さを備えています。
そんな娘の力を子宮的感覚で感じ取り、多くの縛りを設けることで、娘の女性化を止めている
力あるものは、力なきものを挫かない。
けれども力衰えゆくときは人は悲しくなるほど見苦しいことを言います
実際に出来ることは嫌味のひとつでも言うことだけなので、恐れるに足りません
母は娘と一緒に女性を楽しみたい。
自らの体の若さを失うのと並行して、娘に自分の女性性を重ね夢見ることが本気で出来るそんな生き物
とか
自分より決定的に頼りなくみえる生き物に対してこいつを守りたいという本能が働く
そしてある快感をともなって自分個人のためには生まれない不思議な力がみなぎります
生き物にとって一番深いところから発生する最も力強いパワーが生まれる
自分の立場というのは常々、立場的に下の生き物を世話することで肉体的に実感できるものなので
立場的な上下というものは生理的に必要
生理中は計算のような頭を使うことはミスを起こしやすいが
反射的な身体能力は発揮しやすい
など