思いついたまま

綴ってます。
主に子どもや自分の記録や覚え書きですが
どなたもお気軽にコメントください♪

アトピー肌は洗わない

2011-12-29 | アレルギー
また久しぶりの更新になってしまいました。

ネタ?はあるのですが、パソコンに向かう時間を作れない・・

だいたいパパの話相手になってます(笑)

今日こうしていじってるのは、そう、この時期、年賀状印刷があるからです。

普段なかなか会話もメールも出来ない友人達に

今年も心を込めて作りました。もっと懲りたかったけど時間を費やせない・・

みんな、待っててね


さてタイトルのお話。

脱ステロイドを目指してという記事の末尾に書いた本によると

合成界面活性剤は皮脂膜を必要以上に洗い流すだけでなく、

皮膚から体内に吸収されて細胞を壊してしまうということが書いてありました。

もともと実母から「洗剤は少なめに」と言い聞かされていましたが、こういうことだったのか・・・


本記事では悪者扱いの合成界面活性剤。

界面活性剤というと石鹸も仲間に入りますが、

頭に「合成」がつくと、皮脂膜を洗い落すだけの石鹸に比べてはるかに毒性が強いそうです。

ヤシ油やトウモロコシ油などの天然油脂を使っている洗剤も

天然油脂から作り出した「合成」界面活性剤を配合しており

毒性としては石油系と同等らしく、軽くショックを受けました(汗)


さらに陰部や口の中は、他の部位よりずっと吸収率が高いので

歯磨き粉や食器洗い洗剤も気を付けたいとも書いてある。

重度の症状の場合はそこまで気を付けないといけないようです。


重度になったら大変なので、ステロイドに続けて合成界面活性剤も出来る限り断ってやる!

と張り切って、まずは現在使用中のシャンプー等の成分を調べることに。

やはりどれにも入ってますた。

逆に入っていないものを探す方が難しい。

要は、石鹸・洗剤を使うということは、界面活性剤を使用することになる。

だから「石鹸・洗剤で洗わない」のが一番ということらしい。


すべてを「洗わない」のは無理ですが

私がいま実行しているのは


①おうじの衣服とタオル類は、洗剤ゼロコース(電解洗浄)で洗濯する。
 (時々、重層入れてます)

②口をつけるコップや箸などは石鹸素地100%の台所洗剤を使用する。
 (油分は拭き取ったり熱湯かけたりしてなるべく落としておく)

③お風呂に長く浸かること、体を洗うときは石鹸素地100%の固形石鹸を使用する。
 (石鹸シャンプーは取り寄せたりしてランニングコストがかかるので現行維持で様子見)

④歯磨き粉は数回に1度にする


これぐらいでしょうか。

おうじのお肌が変わるより先に

洗濯洗剤をゼロにしたことで、干したタオルが柔軟さを保ったまま乾くようになりました。

そしておうじの現在のお肌はといいますと

・・・

写真撮ってないので後日アップしますが

とりあえずステロイドを塗らずに現状維持しています

代わりに何か違う写真でも載せておきます。

ではではみなさん、良いお年をお迎えください



写真は初ハゼ釣り。






以下は私個人の覚書ですので読み飛ばしてください。


ミヨシ石鹸
http://www.miyoshisoap.com/feature/

アトピー肌の人はフィラグリンという皮脂膜が欠乏しているので
常に保湿をすることが大切である。

入浴後の保湿にいずれかを塗る

・親水ワセリンと尿素を混ぜた保湿軟膏
・アズノール軟膏
・プロペト(白色ワセリン)

抗アレルギー剤
抗ヒスタミン剤
合成洗剤も石けんも使わない

黄色ブドウ球菌感染が見られたら抗生物質の飲み薬
色素沈着を防ぐビタミンC剤

ステロイドや免疫抑制剤(プロトピック)は一切使わない

ラクトフェリンという成分はアトピー性皮膚炎の症状緩和に効果あり。

歯磨き粉にも合成界面活性剤が入っているので、歯磨き粉無しで歯磨きする

洗濯洗剤もやめて重層にする

台所洗剤も注意。
天然成分のヤシ油トウモロコシ油の洗剤にも合成界面活性剤配合されている
お湯や米のとぎ汁、うどんの茹で汁で洗う

虫よけのディートはアトピーを悪化させる

日焼け止めの紫外線吸収剤と紫外線散乱剤はどちらも合成界面活性剤配合

メイクは食用オリーブオイルで落とす(落としたあとは洗顔不要)
ただし含有するポリフェノールの成分でかゆみが出る場合もあるので
緑色より黄金色に近いものを選ぶと良い

レーヨンやポリエステルなどの化学繊維でなく木綿素材

無添加という表示でも合成界面活性剤は配合されている


アトピー性皮膚炎症診療ガイドラインによる
アトピー性皮膚炎の定義・診断基準は

・頑固なかゆみをともなう湿疹があり掻くと悪化する
・慢性的な経過をたどり、良くなったり悪くなったりを繰り返す
・子供に多く、湿疹の出る部位に特徴がある

・アトピー性皮膚炎を起こす遺伝的素因がある
(本人または家族にぜんそく、花粉症、アトピー性皮膚炎などのアレルギー疾患の既往がある)
・乳児で2か月以上、乳児以外では6か月以上の慢性期がある
・血液検査を行うと、血中のIgE値が基準値より高くなりやすい


アトピー性皮膚炎治療ガイドライン2008では4段階に重症度を分けてあり
重症:強い炎症を伴う皮疹が体表面積の30%以上
中等症:強い炎症を伴う皮疹が体表面積が10%以上、30%未満
軽症:強い炎症を伴う皮疹が体表面積の10%未満
軽微:面積に関わらず軽度の皮疹のみみられる

「強い炎症を伴う皮疹」とは、赤いポツポツが出る状態(丘疹きゅうしん)から進行した状態を指す
具体的には、ジクジクしたり膿んだり、ひっかいて出血したり、皮膚が硬くなったりしている状態で
黄色ブドウ球菌に感染しているケースも多くみられる